かつら議会だより 第20号 1996(平成8)年 5月
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聯岩かつら議会だより群(4)某潔 福祉対策- 総合保健センターの 早期建設について 固 高令化社会を迎え、県・国 においても、また、各町村とも 福祉対策については大変力を 入れておるわけであります。 本村にありましても平成六年 度から十一年度までの老人福 祉計画が作成され、これに基 ▽地方分権の推進に関する意 見書提出を求める陳情 全会一致で採択されました。 ▽住専処理に税金を支出しな い陳情書 継続審議となりました。 情 陳 一・般 会沢 弘次議員 (質問と答弁の内容は要約してありま づいて、いろいろと対応され ていると思いますが、この中 に十二項目にわたる施設の整 備を検討することになってい るはずです。私は一昨年前の 議会で保育所の改築について 質問しましたところ、答弁と して、保育所のみでなく福祉 計画にある、もろもろの施設 を複合した形でつくることの 方が有機的、効率的であり維 持管理にもよいのでないかと いう答弁があったわけです。 したがって村長の言う複合的 な福祉の拠点となるような総 合保健センターを早急に建設 すべきであると思うが率直な 答弁を願います。 贅 福祉計画はよく出来てお ▽公的責任による「介蕃保障 制度」導入を求める陳情書 継続審議となりました。 ▽主権・自治権侵害の日米地 位協定の見直しと、米軍基地 撤去を求める陳情書 継続審議となりました。 質 問 りますが、福祉施設について 全部を整備すると、十二項目 にもなり村単独では難しい要 件等もあります。平成十一年 度までには何らかの形で複合 施設というようなものを、つ くらなければならないと考え ております。一般的に地域包 括システムということで呼ぼ れていますが、医療、保健、 福祉、こういうのが一体となっ た中で福祉を進めなければな らないと考えております。 これからの福祉施設等につ いては何が一番必要なのか、何 がいいのか、十分検討した中で 考えてまいりたいと思います。 匿匿 福祉計画は大変よく出 来ていると認めながら、現実 は問題を先送りして、十一年 度までに、と考えている。こ れでは今日、村民の四分の一 が高令者になる中で、福祉に 対してより積極的な対応をし なければ村民からの不満は高 まるばかりだろうと思います。 私の言う保健センターという のは福祉の総合拠点を早くつ くるペきと提唱するわけであ ります。これらについては場 所の選定、用地の確保等につ いても困難が伴うでしょう。 したがって、本年から調査費 をつけて重点的に対応する、 こういうことが福祉に対する 熱意の姿でないかということ を申し上げておきます。 火葬場の対応について ①具体的取組み策 魁 火葬場問題は議会でも再 三申し上げておりますが、他 町村に加入させて貰うという ような難かしい問題でもあり ますが、村民の強い要望でも あり今後具体的にどのように 対応されるのか明確な答弁を 願います。 輯 火葬場については現実問 題として、亡くなった場合に 葬儀の日取りを先に決めるよ りも火葬場の日取りを先に決 めなければ葬儀の日取りが決 められないような状況にある ことも確かであります。こう いうなかで大宮火葬場利用率 が一番(五丁一%) 多い等 もあり、大宮広域火葬場が改 築の機会に加盟出来るよう構 成町村、大宮町、緒川村、美 和村、山方町を四月の大宮町 町長選挙が終わり次第直接訪 問し真意をおききし積極的に 対応して参りたいと思います。 なお役場窓口においても、近 隣の火葬場の状況等が一目で 把握出来るよう、火葬場の場 /■\ ②火葬料金の助成金 措置について 国 昨年の火葬場利用状況は、 大宮広域四五人、常陸太田十 七人、常陸海浜広域八人、水 戸が三人で全体の火葬場利用 は九ケ所となっています。火 葬料については、いずれも管 内より他町村の料金は多額に なっております。したがって、 火葬場使用料については管内 なみになるような手だてをす べきであると思うが村長の考 えを伺います。 ヨ 火葬場に対する手数料は、 確かに各火葬場とも区域外は 割高になっており、価格も相 所、電話番号、使用料金等が わかるパンフレット等を整備 いたします。
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