かつら議会だより 第19号 1996(平成8)年 2月
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実業(5)駕架かつら議会だより醐業 ▽桂相通疎地域活性化計画を 変更することについて 過疎地域活性化法特別措置 法第六条第一項の規程による 議会の議決です。 忽腎 ▽桂村一般会計補正予算 歳入歳出それぞれl千古二 十五万四千円を追加し、総額 を三十八億九千九百十六万二 千円とする補正です。主なも の (議会彗、総務費、民生費、 農林水産業費、教育費) ▽捷村農業委員会委員の推薦 について 種村大字粟四七二番地 勝 村 三 郎氏 が全会一致で推薦されました。 薦 推 補正予算 そ の他 福祉対策-介護慰労金の 増額について 国 本村の福祉対策は平成六 年度を初年度として老人保健 福祉六ケ年計画が策定され、 種々整備されると思いますが、 現在実施されている寝たきり 老人等の介護慰労金について 伺います。県よりは介護慰労 金が五万円支給されています。 村独自としては現在福祉協議 会より一万円と防水シーツ等 を差し上げているようですが、 在宅介護が必要になりますと 家庭の主婦をはじめ、家族全 員が大変ご苦労をなさるわけ であります。したがって、他 町村の実態等も十分検討され まして、来年度から介護尉心労 金を増額して差し上げるべき と思うが村長の考えを伺いま す。 会沢弘次議員 国 福祉対策の一環として寝 たきり、あるいは痴呆症の老 人に対する介護慰労金が、県 より五万円、村としては福祉 協議会より一万円を上乗せし て支給しております。本年は 寝たきりの方は二三名、痴呆 症の方が五名で二八名の方に 介護慰労金が支給となってい ます。来年度よりの増額支給 については率直に申しまして 現行でしばらくやっていきた いと考えております。その理 由として、現在介護保険制度 等について、厚生大臣の諮問 機関である老人保険制度が審 議されており、これらの審議 結果は早ければ年内、遅くと も年明けには日の目を見るだ ろうと思います。そうして、平 成八年度には新たな発足をみ るのでなかろうか、そういう 中では必然的に介護慰労金と いうようなものは、介護保険 制度に組みこまれて、なべなっ ていくのでないかと感じてい ます。従って現行でやってい きたいという考えであります。 【同日 村長は増額しないとの ことですから申し上げますが、 常北町が二万円、御前山村が 二万円、七会村二万円を支給 しているとのことです。家族 全員が大変ご苦労されている のですから、他町村より劣る ことば甚だ遺憾であります。 従って明年度の支給について は、将来保険制度に移行する ともその間でも増額すべきと 思うがご答弁願います。 田 県では地域コーディネー ターを中心としてケアーチー ムを編成し、それぞれ在宅介 護等々に手を差しのべていこ うという形になっております。 本村も平成七年に社会福祉協 議会が地域コーディネーター を採用しました。この方々を 中心としたケアーチームを編 成し、それぞれに介護等々に 手を差しのべていこうという ことです。従って県も介護保 険制度が出来れば恐らく個々 に対する介護手当は無くなる だろうと思いますし、そうし たお金を今度は新しい地域包 括医療福祉システムに取り入 れた中で進めていくのでない かと考えております。 水害対策 (江川の改修促 進について) 固 この件は再三申しあげて おりますから、多くを申しあ げませんが、本年は江川下流 の那珂川堤防敷から上泉に通 ずる木橋がコンクリート橋に 改修され水害対策、交通面か らも大変役立つものが出来ま した。また新堀川末端の那珂 町流域についても、那珂町が 約九〇〇mに及ぶ両側の堤防 敷を草刈り堀払いをしてくれ ましたので、九月一七日の台 風では下流域の排水が従来の 水害時よりは早く冠水や架 (おだ) の倒伏による被害は ありましたが、中道通りの低 水田地帯の冠水時間が短かく てすみました。従って来年も ぜひ江川の改修とこれからの 除草について積極的な取組み を願いたいわけです。村長の 所見を伺います。 田 江川の問題も相当に時間 がかかりましたが、本年度は 橋が完成しました。今度は上 流左側部分の堤防、河川敷を もっと広げた形の中で堤防を ある程度北の方におくりまし て、その堤防上を農耕車や普 通車等々が通行できるように するという計画で進んでおり ます。いずれ平成八年度から は堤塘の改良、新設という形 になっていこうかと思います。 難点は国庫事業とはいいなが ら改良費に予算枠がつかない というようなこともあります。
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