かつら議会だより 第18号 1995(平成7)年 11月
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醐かつら議会だより巽窯(4)禦蔓 火葬場について 屈 先程石崎議員の質問の中 で、村長は線香花火のように、 ぱっと消えてといいますが、 私も何回も何回も質問をした くてしているわけではござい ません。任期全うする四年間、 この火葬場問題について質問 をしてまいったわけでござい ます。行政の取りくみの中で 大宮広域組合との接触を待っ たか持たないか、更には当初 三月の定例議会の中でも質問 をいたし、又全員協議会の中 で那珂町の方に火葬場ができ ると、その方へも声をかけて みるというお話しを聞いてお ります。隣接町村又は広域組 合につきまして、どんな取り くみをしたか、どういうお話 し合いをしたか、どこ迄進ん だか答弁をいただきたい。 広域の中で御前山村議貞の 質問の中でも建と御前山は大 宮の広域へ加入させて下さい というお話しで、村長は御前 山の村長にお願いして実際に 桂の公的村長として大宮の広 宮本仁議員 域へお願いするのと、御前山 の村長にお願いして、桂も大 宮広域へ入れて下さいよとい うのでは、やはり進め方、又 はその誠意というものが見ら れるし、直接大宮広域へお願 いしてはと私は思います。御 前山は消防事務を大宮へ委託 しているために大宮広域へ加 入していくように進めており ますが、桂村は水戸消防施設 へ事務を委託して救急業務と 消防事務を委託しているわけ ですから、水戸火葬場へお話 しを進めるのが、筋ではない かと思うのです。村長もお分 かりのとおりここ一週間に四 つの葬式があり、その中三件 は火葬であり、大宮火葬場も ありますが、朝六時半に出ま して中谷津迄行って火葬した ということもあります。村長 も火葬場について心配されて いるものと思いますが、少し 横道に入りますが、本村で造 ろうとしている図書館兼民族 資料館、これも必要であるこ とはわかります。大宮でも水 戸でも、それは村長のお考え はあるかと思いますので、確 固たる位置づけの答弁をいた だきたいわけです。又大宮の 火葬場を新たに作るという計 画があるというお話しですが、 臼 火葬場問題のその後の取 りくみということですが、結 論的にいえば、はっきり姿が 見えたという状況には至って おりません。 火葬場については桂村民ば かりでなく、どこの町民でも 火葬場が少ない。効率的な事 何年かかるのか。水戸市も今 二十万をこえて将来三十万と いう隣接合併を図っていると のことですが、水戸の斎場も 一時間二十分程度で冷ます時 間も含めて二時間、水戸市へ 桂村もお願いすれば、加入も できるのではないか。私も大 宮広域か水戸火葬場かどちら かということではなくして、 一日も早い火葬場問題の位置 づけていただきたいと思うの です。 を考えると大宮の火葬場でご ざいます。年間八割か九割は 大宮を利用していると思いま す。大宮火葬場の事故の発生 もあり新設という認識が高まっ ている現況と思います。御前 山は大宮広域に。常北、七会 は笠間広域ということではあ りましたが、常北は急拠水戸 市の斎場を何とか使わせても らいたい、いろいろの理由も あり水戸市は常北町の使用を 認めたという絡みもあるよう です。桂は大宮広域へ消防の 事務委託ということもありま せん。このような中で新しく 火葬場をつくる場合には御前 山村長ともども広域へ、ぜひ 加入させてもらいたいという 要請はしているところでござ います。 宮本議員の質問の中にある ように、この一上一年土葬か ら火葬に変わっております。 そういう中で単独でつくれば 一番いいのであります。しか し或る程度の規模、或る程度 の利用率があった中で考えら れるべきで、その中から私は 広域的につくられるべきであ ろう。今の適正規模からいく と人口は五万人に一ケ所程度 はあってしかるべきと思いま す。 ( 那珂町四万三千人、瓜連町 が九千九盲人、合わせて五万 人以上。太田も金砂郷と合わ せて火葬場を作っております。 併せて五万人、大宮は大宮、 山方、美和、緒川、御前山、 桂を合わせて大体五万人。当 然私どもも、それらの動きに 合わせて、でき得る限り大宮 の広域に加入できるような形 で進めている現状です。もち ろん広域ですから、水戸へ入っ た方がしかるべきだと、或は 大宮の広域はなかなか難しい のではないかと、こういうお 話しではありますが、広域の システムそのものは私は全然 関係ないと思います。やはり 桂村は桂村として一番利便性 があり、そして過去に一番利 用率が高かった、こういう観 点からいけば私はやはり大宮 がいちばんいいのではなかろ うかと思っております。 単独町村と単独町村との話 し合いならば割合簡単であり ますが、広域の場合はそれな りに数も多い、そういう中で いつ幾日迄にということは私 として確信はできませんが、 相手のあることですから意思 の疎通をはかりながら実現に むけ努力してまいりたいと考 えているところでございます。
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