かつら議会だより 第16号 1995(平成7)年 5月
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醐葦薫かつら議会だより莱塞(6)莱塞 ればいけないと考えておると ころであります。いずれにい たしましても、やはりこの地 域に火葬場は必要だと積極的 に桂村で、そういう土地を見 つけてそして大宮と合体した 中でやる。これも確かに一つ 議会運営委員会は、四月十 三、十四日宮城県刈田郡蔵王 町を視察した。その結果内容 は次のとおりです。 -、視察の目的 議会運営、財政状況その 他について 2、視察月日 平成7年4月13日〜14日 の2日間 3、視察地 宮城県刈田郡蔵王町 ヰ、視察結果 川 蔵王町の概況 国定公園蔵王連峰東側に開 けた標高差の大きい豊かな自 然に恵まれた世帯数三、六六 一戸、人口一四、三〇八人の 町で、その面積は一五三旭に 法だとは思いま 祝議 察会 結芸 果委 報員 。そ・つ 及んでいる。町土の約1一2は標 高五〇〇m以上の高原森林地 帯で約1了の平垣な地帯は農業 を主に商工業や交通の発達し た地域になっている。特に果 樹生産では、県内有数の産地 である。 ㈲ 行政施策の重点 郡市基盤の整備、昭和五十 」ハ年に着工した公共下水道等、 生活環境整備、教育、体育施 設の整備、保健、福祉、医療 の充実、産業、優良企業の誘 致等を重点事項とし、小・中 学校、公民館、体育センター 等の公共施設の中で、特に注 目されたのは、伝統産業の振 興のため伝統産業会館を設立 し、更には地域医療体制の確 いう点も含めた中で、今後よ り大宮広域の皆さん方との接 触を含めた中で、できるだけ 早く火葬場が建設されるよう に努力をしてまいりたいと考 えておりますので、よろしく お願いをい たしま 立、救急医療体制の充実を図 るため診療所ではなく、入院 施設のととのった国保病院を 保有する等充実した効果をあ げていることが注目された。 5、財政状況 平成七年度当初予算を見る に、本村よりやや多く 印一般会計五、五三、○コ○千円 佃 特別会計 (単位千円) 国保特別会計 宝八、≡ロ 官財産区特別会計 三、六大口 老人保健特別会計 一、一口六、三四一 下水道事業特別会計 七七一、四ロコ 遠刈田地区宅造特別会計 四、五八七 ㈲ 企業会計 国保病院事業会計五九六、宍二 水道事業会計 一、二六二、三四〇 合計 一コ、〇二五、八一コ千円 となっており」 町税一、八二二、九一 三、□ロロ円で財政力指数は〇・四 八で本村の財政力指数は〇・ 二二であるから本村より財政 状態ほ、はるかに良好と判断 された。 6、議会活動について Ⅲ 議会の構成 議員定数22名で常任委員会 は、総務観光、産業建設、教 育民生の3常任委員会に分か れており、その他に特別委員 会として、予算特別委員会、 決算特別委員会が設置されて いる。議会運営委員会と議会 広報編集委員会も設置されて いる。 拗 活動状況 会期日数は二回の臨時会を 含め46日間である。特別委員 会が11日間も開催されている。 また常任委員会は、3常任委 員会合わせて器回も開催され ている。更には議会運営委員 会は、年4回、広報委員会は 16回開催されていた。 定例会の一般質問者は、1 回に4人〜6人で傍聴者は年 間59人となっており、議会及 び各委員会の活発な活動が注 目された。 ㈱ 特筆すべき事項 イ、議会広報については、昭 和54年に創刊され、A4版 で12〜16ページに及び、そ の内呑も審議事項は勿論議 会に対する町民の要望、意 見等も取りあげ、すばらし いもので定例会の翌々月の 1日に必ず発行しており迅 速性もうかがわれた。 ロ、B5版12ページの議会要 覧ができており、報酬、旅 費、需用費(飲食代)活動状 況等、議会のすべてがわか る聞かれた議会であった。 ハ、議案の配付は、定例、臨 時会共招集日の3日前に配 付されており各議員に充分 な検討期会を与えているこ とも、また開かれた行政と 云えよう。 本村執行部でもこれらの 配慮を望みたいものである。 視察の結論としては、進ん だ行政、開かれた行政、そし て委員会活動の活発化、更に は積極的な議会という印象を 受けた。本村においても参考 とすべき点が多々あると痛感 した意議ある視察であった。 これらを参考としながら、 本村議会においても開かれた 議会を目指し、更に発展に向 け前進したいと考えておりま す。 議会運営委員 委員長 広木 正進.
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