かつら議会だより 第10号 1993(平成5)年 11月
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冥策(3)至窃かつら議会だより㈱ 国 新聞紙上等見ましても、ここ 一年、あるいは半年の間に種々 多様な余り芳しくない動向が世 間を騒がしており公共工事をめ ぐる問題は、我々村民にも大き なショックがあったわけです。 大手稔合建設工事、ゼネコンと 通称言われておりますが、こう 公共工事についての村長の対応 議口月が登壇し、公共工事の村長の 対応、下水道事業の対応について 等、六項目にわたり村当局の考え を質しました。 今定例会の一般質問は、二名の 般 質 問 堀野辺福寿議員 いう一連の間醤につきまして、 桂村長としてどういう考えか、 あるいはその姿勢等についてお 伺いします。茨城県内87市町村 長の緊急アンケート、市町村長 が、ゼネコン、また地元建設業 者から政治献金、また見舞金は どうかと野市町村のアンケート がありましたが、桂村長の考え はどうか、又、公共工事のいろ いろの間窟が発生したのは多選 の弊害なのか、又本人のモラル の問題なのか村長の考えをお伺 いします。 田 村 長 公共工事関連絡みのゼネコン 等々の汚職、確かに、ここ一年 釆、ゼネコン関係に伴って、そ れぞれの地方自治体の首長さん が、それなりに贈賄、収賄、こ ういうような問題の中で新聞を にぎわしておりますが、どうし てこういう問題が起きるのか、 非常に心苦しくも思っておりま す。要は、私は本人の気持ちの 問題、心の問題であると考えて おります。新聞社からのアンケ ート調査、これにつきましては 茨城新聞社と、毎日新聞社とご ざいました。企業献金について はどう考えるかという点につき ましては、私は企業献金は一切 受け取らないという考え方でお りますし、今後ともそういう考 え方でいきます。首長が一期ぐ らいでかわるような状況では村 政の発展はあり得ない、人の心 がけ、そして又、その心がけが 地域住民の皆様に受け入れられ る状況ならば、多選もいいのでは なかろうか、ある程度村のプロ ジェクトを実現するには、話が 出てから完成するまでに一〇年 はかかるし、村の上水道計画、 あるいは都市改良事業、それぞ れ長い年月をかけた中で積み上 匝 かつらが丘団地造成今のと ころかつらが丘というのは仮称 でございましょうが、その計画 あるいは進展状況これは県の住 宅供給公社の事業ではございま しようが、村にもこれから相当の 用費の問題がかかってまいりま すので、その進捗状況等について お聞かせいただきたいと思います。 なお、それに付随しまして孫根高 根線の一般農道についてもご質 問いたしたいと思います。 田 村 長 かつら台地の造成ということで ございますが、これはあくまで仮 称でございまして、私どもは地域 の要望を担った中で、高根台団地 というふうに名称をそろそろ決 定をしていただきたい、かような ことで、住宅供給公社の方にも申 し入れをしておるところであり ますし、最終的には県知事が名 前を決めるということになって おるようでございますけれども、 地元の要望等も十分生かした中 で、高根台団地というような形で ( げてきているのも実情です。 選だから弊害があるとは考えて 私は、一概に多選の弊害、多 おりません。 かつら台団地造成に伴う孫根 高根線一般農道新設改良について 事業を進めてまいりたいと考え ておるところであります。今の 計画でございますと、大体、今、戸 別法関係あるいは払い下げ関係 こういうようなものが進んでお りまして、秋ごろまでには一連の 問題点は全部クリアできるとい うような状況の中で造成工事に 着手をする。また、公社等でも実 施計画を作成中で、これも大体、 成案に近い状況になっていると 思います。それから、造成工事に 入りまして、新聞で報道されてお りますように、平成六年度の末、平 成七年の三月ごろにほ第一次分 譲を開始、そして二年ないし三年 で分譲完了、こういうようなこと で計画をし、進めていきたいとい うふうに公社の方には伺ってい るところでありますご」こまでき た以上は、私どももできるだけ早 く造成ができて、団地が形成される ことを、早くできるように希望を しておるところでありますが、貴 終的には大体二百戸程度の分譲 地をつくってやっていくという
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