かつら議会だより 第9号 1993(平成5)年 8月
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珊かつら議会だより葦業(4)真実害 去る7月20日〜21日の両日に わたり、栃木県小川町において ふるさと創生について全員参加 (議長も出席)で視察いたしまし た。 小川町は、人口7500人で 県の北東部に位置し東に那珂川 北に支流の筆川が流れ、水稲を 中心とした農業が基幹産業であ 瞭・豊かな ふるさとの森公園 栃木県小川町視察 蕃委員奮研接報 ったが、工場誘致やゴルフ場の 進出などにより産業構造や就業 構造が大きく変わってきた。 特に、農業についてみると農 家世帯数の四八%と過半数を割 り専業農家もー〇%となってい る。山林は能面積の約1/3を 占めるが林産物は、年々少なく なってきている状況でした。 ふるさと創生事業について熱心に意見交換をする iす風土記の丘寅 ふるさと創生については、国 からの創生資金1億円と一般会 計からl億円の2億円を基金と して、平成2年度より活動を始 めている。 一、基金の名稀 小川町ふるさ と創生資金 二、充当事業 ①人材育成事業 ②イベント創出及び開催事業 ③計画策定及び個別事業推進 者への充当 ㊦人材育成事業について 目的=国内外への派遣、地域 間交流、各種研修会等を通して 住民各層の視野を広げ、明日を 担う人づくり、リーダーづくり を進める 概要-1青少年を含む幅広い住 民を対象として、国内外に派遣 し地域間の」父流を図るとともに、 後継者の養成やリーグⅠづくり のために定期的な講演会や研修 会を開催する。 ⑦イベント創出及び開催事業に ついて 目的-=現存の祭りの見直しや、 新しいイベントの創出を図り、 町民の連帯感とふれあいの場を 広げるとともに、町のイメージ アップと活性化を図る。 概要‖‖=町民祭りの見直し、花 火大会の充実、伝統文化の保有 育成、町の歴史や那珂川を活用 したイベントの創出を図り町を あげて永続的に開催する。 ㊥計画策走、及び個別事業推進 者への充当について 目的=町づくりを進めるう えでの各関係組織の育成と支援 を含め、「自ら考、え、自ら行う 地域づくり事業」を契機として 提案された各種事業の推進のた めの計画づくりを、住民の参加 を得ながら段階的に進める。 概要=策事業実施のための調 査と計画の策定※事業に関する 関係地区住民組織の育成や支援、 必要に応じた視察、及び関係専 門機関への委託等、事前におけ る計画策走の時点から住民の参 加を得、事業を円満に推進させ 〃 る。欺推進費への充当事業とし ては、アイデア募集等により提 案された事業を主体とする。 ◎以上3点の事業について1億 円をもとにした基金の果実によ り、長期的に取り組むことによ り住民活動の活性化を促し、時 代に応じた町づくりの人材育成 に活動している。又、ふるさと の森公園を視察した。 八溝材を使用した県内で初め ての木造施設「ふるさと館」を はじめなす風土記の丘資料館小 川館では「廻る那須古代文化の 軌跡」をテーマに、縄文時代か ら奈良、平安時代にわたる特色 ある那須の歴史と文化が展示さ れている館を見学し研修してま いりました。 稔務委員長 関口 薫 ″副委員長 小林義利 委 員 塙 秀男 〃 宮本 仁 小松文鳥

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