かつら議会だより 第8号 1993(平成5)年 5月
8/12
かつら議会だより淡(8)寂 思、地域住民がどのように考え るか基本理念として合併問題と いうものは考えていかなければ ならないという今の私の考えで あります。 国広域行政における桂村の将来 の方向づけについて。私たちは 村民憲章に基づき水と緑の豊か な自然の住みよい村、思いやり の心で文化の高い村にしようと 努力をしております。又行政に おかれましても憲章をスローガ ンとして、あらゆる分野で事業 に取り組んで村の活性化に向け 精励されており評価していると ころであります。こうした矢先 近隣市町村における市町村の合 併の話題が浮上しています。御 承知のように勝田市と那珂湊市 が合併に合意されました。合併 を前提としないながらも常北町、 水戸市、大洗町の間でトップ会 談がなされたとの、過日新聞で 報道されたわけであります。桂 篠田守議員 村としまして、将来の対応につ いて、どのように考えているか、 又今後の村の方向づけについて 答弁をお願いいたします。 国広域行政 村の将来の方向 付について。町村合併問題は、 ある意味で時代の流れと言える かと思います。そして近隣に大 洗、水戸あるいは常北町との間 で合併を前提としない協議機関 の設置ということが出ておりま すが、これらについては、地域 住民の皆様の意向意識を十分踏 まえて、私は結論を出していき たい。とりあえず桂村では第三 次総合計画の中で、十年後を日 清して、基本計画を立て、その 推進に当っているところであり、 そういう問題が出てくるまでは、 私は桂村としての住みよい村つ くりを日清した中で進めてまい りたいと考えております。 凪広域事務組合として火葬場の建 設についての話題が出ていないの か最近の情報によると、広域専務 級合の中で中心的役割を担う常北 町が火葬場の件で笠間市と交渉 を進めているとのことで、これ が事実とすれば、広域事務組合の 粋が崩れてし享フのではないか懸 念されるわけでございます。こ のような動きが本当なのか答弁 をいただきたい。 田友部、内原、笠間は広域行政 の中でやっている事菓であり、 文夫宮町の場合単独ではなく、 大宮町、山方町、美和村、緒川 村の広域行政の一環として、火 葬場をやっており、こうした中 で常北町、七会村については笠間、 内原、友部の火葬場に広域行政 に加盟をしてやっている形であ り、桂、御前山については、い ずれ大宮の広域で火葬場の改築 というよりも新設しなくては、 ならないと思いますが新設問題 が出た時点で加盟をして今後対 処したい。又広域の間窟として やるか、水戸に委託をしてやる かを含めた中で検討したい。 国デイサービス施設について、 近隣町村にくらべ桂村の高齢化 の傾向は年々急速に進んで平成 四年十月一日現在で六十五歳以 上の人口が二十二∴四%であ り、一日も早く対応が要求さ れています三方、国の方でも高 齢化社会を迎えての対策を推進 し厚生省が平成四年度から十カ 年戦略としてデイサービス、シ ョートステイを拠点として、ヘ ルパーの確保の重点に三宮億円 を計上している。このような中 で、デイサービス施設の建設に ついて、どのような考えでいる か答弁をいただきたい。 臼社会福祉、デイサービス施 設の建設についてでございま すが、国の十ケ年戦略の中では 中学校区単位につくるペきであ るとの話でありますが、現実に 施設をつくりますと、医者、看 護婦も必要ですし、作業療法と 申しましょうかアフタケアの関 係の人も必要だし施設の維持管 理もそれなりにかかります。 私の個人的の考えですが、少く ても人口五-六万人の親模に一 ヶ所位いの中間施設と言うもの つくっていくのが良いと考えて います。今のところはデイサー ビス施設と言うものを直ちにつ くると言うことは疑問に思って いる。金がかかるからやらない と言うことでなく桂村にあった 福祉政策を進めてまいるという 考えでおりますのでご理解をい ただきたい。 /\ 国ご承知のように水戸市政富町 に消防署が新設きれ、四月一日 オープンということで、緊急連 絡ができる状況でございますが、 ひとり暮らし老人についても平 成五年度から平成七年度にかけ て、緊急通報システム電話機端 末装置の取りつけを実施するわ けであるが今年の予算を見ると 三十人に取付けるとい、つことで あるが、三十人の優先順位をど のように決めるか答弁をいただ きたい。 自優先順位をどういう風に決め るのかについて、現在、桂村で 一人暮らしのお年寄りは二〇 人ほどおるわけですが、今年度 はとりあえず、予算の関係もあ
元のページ