かつら議会だより 第8号 1993(平成5)年 5月
6/12
かつら議会だより完巽(6)藩 国高齢化社会到来を迎えまして 老人間題が、各地で話題になっ てますが、国は一九八九年、高 齢者保健福祉推進十カ年計画、 通称ゴールドプランといってお りますが、施設一辺倒をやめま して在宅福祉を打ち出すという のがこのゴールドプランです。 又本年四月から福祉業務の一部 が県より市町村に移されますが、 予算等の内示を見ても、本村も 社会福祉費が前年から一五〇% 増、二億一七五万九、000円 という事が内示の段階で出てお りますが、本村として特色ある てまいります。 福祉行政の推仙 対応とか、改善策があるのか、 又一人暮らしの老人給食サービ ス等も至れり尽くせりの福祉行 政より自立するような指導育成 が必要ではないか。 団国ではゴールドプランを策定 し町村でも本年の十月までには 十カ年計画に基づいた計画を策 定をしなければならない状況に なっています。国が言うのは、 そういうものは交付税措置をす るからどんどんやれよと言う事 でありますが、福祉というもの は本当に難しい。始めれば後戻 りはできない。村内の老人化率 は二十三%前後になっておりま すが、国は交付税捨置をすると いうような形でお茶を濁してま すが、国が実験的に、試験的に 一〇〇%のお金を出してモデル 的な高齢者施設というものをつ くってくれればありがたいなと 思っております。凄たきり老人 に対する在宅介護、そしてまた 七〇代の皆さんは至れり尽くせ りの助成ではなく、自立できる ような体制づくりが必要だと私 も同感です。お年寄りたちもそ れなりに長い人生経験の中で培 った経験を持っておるわけです から、それを生かした生産活動 というものは全村的に広がらな 田本村におきましても大変火葬 場を利用する、村民が多くなっ てきました。 本村では今後、火葬場につい てどのように考えていますかご 意見をお伺いいたします。 巨火葬場問題については、一部 いかなと思っております。昨年 度入浴車というものを委託事業 で始めたが、最初は三人ほどし か申し込みがなかったが、現在 は七人ほど入浴車を利用するよ うになりました。月大体二国人 浴をしており大変に喜ばれてお ります。今ヘルパーでお願いを しておるのは七人かと思います が、いずれ戦略十カ年計画、わ くわくプランというような中で、 やはりボランティアを多く募集 し、ボランティア活動と一貫し た中でこれからの福祉活動を進 めて、健康者の方々に同世代の 方々をともに助けるという事も大 事ではなかろうかと思っています。 宮本仁議員 国水害対策として新堀川の改修で 事務組合、今は広域事務組合に なりましたが愚案事項は、し尿処 理問題でございまして、火葬場 案件は埋没してしまったのが現 状かと思うわけであります。そ ういう中では村の考え方として は、大宮の火葬場がいずれ近い うちに新築をしなければならな い状況になっておるかと思いま すので、その改築を期に桂、御 前山ともども大宮の広域火葬関 係の事業に参画をして今後対処 してまいりたいと、考えるとこ ろであります。 会沢弘次議員 ありますが四ケ所のコルゲート 管をボックスカルバートに取り かえて一応排永はよくなったと 思うがこれだけでは水害時の滞 水は解決しないわけであります。 村長は土地改良区の専管事項で もあるので十分話し合い陸水も 多くなっているので下流からの 改修を考えていると言ったわけ でありますが水害対策でありま すので排水溝の工事につきまし ては継続事業として実施すべき と思うがお伺いいたします。 国新堀川の改修については、江川 の改修とあわせた中で進めてま いりたいとお答えをしてきたと 思いますが江川の改修もいよ いよ軌道に乗り本年は江川の 橋をつくるという中で下部工 から着手するように聞いており ます。平成二年度に国補事業と して採択されたわけであります が、県と建設省と協議の中でクレ ームがつき、河川敷を広げると同 時に堤防部分も乗用車程度がす れ違える堤防兼道路敷としてつ くるべきだろうということで既 に買収。設計の手直しが行なわ れたわけであります。なお国県 の関係機関にも強く要望し早急 に着工できるよう、村としての 対応も考えてまいりたいと思っ
元のページ