かつら議会だより 第8号 1993(平成5)年 5月
10/12
かつら議会だより麗葦㈹葦諜 摘ありましたように、平成三年 からアメリカから英語の先生を お迎えしまして、ことしで二年目 を迎えておるわけです。教育委 員会としての人材育成というこ とですが、先ほど村長の方から お話しがあったようにこれは国 際的感覚で話しますと、外国の ある都市と姉妹都市の提携をし まして、そこで学校対学校、行政 対行政というふうな形で交流を 結んでいくことが、いろいろな 意味でプラスになっていくもの と考えます。より積極的な方法 としまして、中学生の海外派遣 ということが考えられるわけで ございます。既にやっている町 村もごぎいます。私もできるこ とならば将来性ある子供たちを 海外に派遣して若い感覚でそう いう国際性を身につけさせれば すばらしい財産を子供達に与え てやることができると常々考え ているところです。 議会選営委員会は四月二十二 目から二十三日群馬県利根郡水 上町を視察した。その結果内容 は次のとおりです。 一、水上町の概況について 群馬県の最北端に位置し、福 島、新潟の両県に♯し、東西二 十血、南北二十八血、面積五l一 七、四十如(本村の十一、三倍) 議会運営委員会 視察結果報告 財政力は低下したが、それでも 財政力指数〇・八七%であり本 村〇・二三%であるから財政力 は極めて良好であると言える。 三、産業について 谷川岳、水上温泉、自然環境 を利用した観光事業が主休で、 旅館五三軒、民宿、ペンション 一三一軒、保養所二八軒で収客 人貞一七、二〇〇人をほこる 大温泉地として発展を遂げてき たものである。これに付随して 商店街が形成され商店数一九〇 と全国屈揺の面積を有し、 人口七千三宮七十八人の山 岳地帯である。 l一、財政の概況について 温泉、谷川岳等、自然環境 に恵まれた中で自分達の町 は、自分達で考え創造する という姿勢のもとに、新し い時代に向けて観光水上の 町造りに取り組んで発展を とげ、町税は歳入構成の四 十二%であり、不交付団体と して、素晴しい財政力を有 してきたが新幹線、自動車 等、高速交通網の発達によ り、日帰り客数の増大により、 戸で年間売り上げ額も六八億円 を有している。又農業は野菜、 コンニャク、舞茸等、観光地の 特質を生かした農業経営に転換 されているが、後継者の他産業 への振出等、農業人口は減少傾 向を示している。又工業は地理 的に立地条件に適さず従業員十 人程度の小規模事業所が少しあ るにすぎない。 四、議会活動について H、構 成 議員定数は十八名で、総務文教 常任委員会、民生福祉常任委員 会、産業観光常任委員会の三常 任委員会各六人構成となってい る。又事務局は専任局長一名、 専任書記一名、兼任書記一名が 配置されている。 日、特別委員会の構成について 開発に関連して常時特別委員 会が設置されている。 マンション対策特別委員会六名 幹線道路特別委員会 六名 六名 北部開発時別委員会 六名 南部開発特別委員会 谷川岳幾合開発時別委員会六名 吾妻耶山・奈良俣開発特別委員 六名 会 玉原越道道路プロジュクトチー 九名 ム 目、活動状況 常任委員会ほ条例等、法に基 づく一般的活動と審議が、それ ぞれ担当する分野において行わ れ、この辺が本村とは形態を異 にしているが、担当する分野に ついて各常任委員会で審議を行 うことは、尋問分野について本 格的に分析できる反面、全体的 な把捉がロスする一面も生じ必 ずしも良いかといえば考慮すべ き点もあると思う。叉、特異形 態としては前に記した通り開発 に関係する七つのプロジェクト チームが構成されており、これ を特別委員会として常時設置さ れ、ここで開発に関して積極的 な活動が展開されており町民の 期待に答えている点であった。 囲、稔体的感 町政は恵まれた自然環境を生 かした観光開発によって素晴ら しい自主財源が確保されており 議会では開発に関するプロジェ クトチームが各分野にわたって 構成され活発な活動が展開され ている。 議会運営委員 委員長 広木 正進 副委員長 宮本 仁 委委委委 員 貞 男 月 船橋恭一郎 開口 薫 石崎 貞夫 篠田 守
元のページ