かつら議会だより 第6号 1992(平成4)年 11月
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宰(5)某耗かつら議会だより諾幽 いろな問題が起こっておりま す。それで次の三点について 質問いたします。 一点の雑排水の処理について 本村では下水道の処理施設 がありませんので一般の住宅 ではある程度処理して地下に 浸透させるか、道路の側構に 放流するなどが現状かと思わ れます。浸透式にされますと 隣接の井戸水が使用できなく なるのではないかと大変心配 しております。執行部の考え をお聞かせ願いたい。 二点といたしましては、消防 水利についてお伺いいたしま す。当然住宅が増えれば消火 栓、貯水槽が不足してまいり ます。これらについて増設す る考えがあるのかお聞かせ願 いたい。 三点といたしまして隣接する 住宅との調和についてお伺い いたします。新しい住宅がで き新しい住民が住むようにな りますと、在住民との調和が 大切になってまいります。現 在ではいろいろのトラブルが 起きており適切なる村の対応 が望まれるところでございま す。以上三点につういてお伺 いをいたします。 ( 臼 最近大変小規模開発いわ ゆる不動産業者による宅地の 開発というものがふえてきて おるのが実情であります。土 地の売買等については今のと ころ何の規制もできないわけ でありますから、そういう中 である程度行政指導という形 の中でやっていかなくてはな らないと思います。関係課長 に集まっていただいて一応こ れらの開発に対する協議を重 ねた中で行政指導をしてまい りたいと考えております。各 町村が実際に行われているよ うな実態を調査研究した中 で、これらに対応してまいり たいと考えておるところであ ります。 生活雄排水の処理、大変大 きなトラブルの元にもなって くるわけでありますから、で きるだけ早く下水道の整備と いうものを考えてまいりたい と思っております。 今現実に下水道事業に対す る理解と認識を深めるための 資料を作成中でございまし て、これらが出来次第それぞ れの地域に入った中で下水道 事業に対する啓蒙、認識、理 解、協力を得られるようやっ 補足答弁(企画課長) 本村の場合は小規模開発の 条例化がなされておりません ので県の宅地開発条例という のがありますがこの中で一般 の町村は〇・五ヘクタール以 上が県に届出をして設計承認 を受けなくてはならないとい う裁定になっておりますの が、過疎地域の場合にはこれ が一ヘクタール以上というよ うな面積になっておりますの で一ヘクタール以下の開発と いうものは県の条例の適用外 というようなことでございま す。 第一点の雑排水関係について てまいりたいと考えておると ころであります。 山 県道錫高野石塚線は、昭 和五十九年に元の軌道式跡が 県道に格上げになっているか ( は完全に浄化槽で処理して国 県の基準以下に落としていた だいたものを本来ですと流す ということになるんですが、 流しますと水田の用永等に入 りますのでその方の宅地の中 で処理していただくよう、指 導をしているところです。第 二点の消防水利の件について は、県の住宅開発条例からい いますと、いわゆる消火栓、 あるいは貯水地等から一四〇 メートル以上離れるというの は適当ではないというような ことでありまして今までに届 出されたところには団地の中 と思いますが、その中で特に この錫高野石塚線は車が多く なり又、一二三号線の通勤の 渋滞に伴いまして相当錫高 野、石塚線を利用する車があ ろうかと思います。錫高野石 塚線につきましては四〇〇米 ほどの改良が行われたかと思 いますが。今後、県道錫高野 石塚線へ改良見通しと、七会 村にできた射爆場関連道路と に一ケ所貯水槽等をつくって ほしいというようなことを申 し上げているわけです。これ は今のところ消火栓にかわっ ているような状況でございま す。 第三点の隣接の住宅との関 係については、とにかく業者 の方には地元の今まで住んで いた方に迷惑のかからないよ うな工事をしてほしい。ある いは販売、分譲というような 場合にも迷惑のかからないよ うな方法でお願いをしたいと いうことを言ってきておりま す。

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