かつら議会だより 第6号 1992(平成4)年 11月
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無騨 …塞淀讃箋謀議かつら議会だより※箕(4)弼 国 学校五日制については、 第二土曜日の休校、これは明 治以来の大改革といわれてお ります。父兄の不安を解消す る面から、又土曜日の授業を 振り分ける事で学習にしわ寄 今定例会の一般質問は、四名の議員が 登壇され、学校週五日制、小規模開発、 道路整備、環境整備、高齢者福祉など七 項目にわたり質問し、執行部の考えを質 しました。 学校五日制について 堀野辺福寿議員 せがおき学力の差が広がるの ではないかという不安もあり ます。地域のボランティア活 動に大きな役割を果たしてき た高校生会の活動はどうなっ ておるのか。既に九月にス タートしたとは申せ茨城新聞 社の調査では、反対が54%、 賛成が46%、これは本村の調 査と同じような数値です。塾 の問題、勉強のレベルが上 がって受験戦争が厳しくな る。土曜日は半日だったのに 部活が入ったら体がもたない 等、子供達からたくさんの疑 問点が持ち上がっておりま す。土浦市の小学校、中学校、 高等学校、養護学校等五校が、 実験校として二年間、学校遇 五日制調査協力校として、文 部省の指定を受けましたが、 この五校では毎月第二、第四 土曜日を休みにする五日制が 実施されております。現在は 第二土曜日の月一回ですが、 今後毎週土曜日が休みになる のかお伺いします。 (教育長) 日 本年の九月十二日の土曜 日から学校五日制がスタート したわけですが、十二日には 桂教委主催で親子ふれあい劇 場を実施いたしました。約二 七〇名ほどの子供と保護者の 方にお集まりいただきまし た。学校五日制の意義、要は 地域社会全体が教育に関する 意識をもっと高めて、これま でのあり方全体を見直して、 子供の望ましい人間性の形成 を図るということが目的に なっております。本村では各 小学校区を単位とする村民会 議が中心となり、親子交流会、 三世代のふれあいの集い、公 民館等も行事を持つ予定で す。子供たちが、取捨選択を しながら行事に参加して行く という事で、子供の主体性を 確立し、よりたくましい子供 を育てていく考えです。高校 生会は本年は十二名でござい ます。全県的に高校生会の括 小規模開発について 石崎貞夫議員 国 展近本村にも小規模住宅 の建設をビ各所で見受けられ ます。村の活性化において大 変よいことだと思います。建 設業者による住宅建設は一ケ 所に四棟とか六棟八棟と多く の住宅を建設するためにいろ 動が、今非常に困難な状況に ある中で本村の高校生会は非 常にすばらしいボランティア 活動を展開しております。四 年の四月から二年間という事 で全国の六四二校、この中に 土浦市の学校が含まれて実験 校として行われてきました。 文部省の方では、学校週五日 制を段階的に導入するという 事で、最終目的は、完全週休 二日制になると思います。教 育課程の改定というのは十年 に二度位の事ですが、非常に 社会の変化が激しいという事 から考えまして時期的に早く なるのであろうといわれてお りますが、少なくとも五、六 年先になるであろケというよ うにいわれております。
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