かつら議会だより 第4号 1992(平成4)年 6月
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郡(7)箕篤かつら議会だより 考え方をお聞かせいただきま す。 同江川及び排水路の改修に ついては、受益者の皆さんが、 年2回、この排水障害の排除 をやっておられたというふう なことを伺っております。必 然的に流量の多い割りに水路 の幅が狭い、こういうような 中で排水障害が起こっておる ことも事実でありますから、 当然改善を土地改良区なり村 が図っていかなければと思う わけであります。雨期前まで に建設省、県等々にお願いを 申し上げて、排水の障害を排 除してもらうような暫定掘削 をお願いはしていきたい、か ように考えております。 回 住みよい環境の村づくり は、交通網の整備、社会資本 の充実が重要な要素でござい ます。一二三号線の問題につ いて質問いたします。本村で は、水戸方面への幹線道路に ついてどのように対処してい くのか、お伺いをいたします。 日 水戸市から宇都宮に通ず る国道でありますけれども、 この一二三号線については、 交通渋滞対策について 沿線市町村、栃木県も踏まえ て一二三号縁故長期成同盟と いうような組織もつくって、 年々この改良についての陳情 活動等を行っているのが実態 であります。江川の改修に よって北側の堤防敦を利用し た中で五メーター幅の道路も できるということになってお りますので、そういう中で渋 滞を避けるためには常北区内 の道路の改良をできるだけ早 くやっていただくように常北 の町長等にお話を申し上げて おるのが実情であります。 回 村長は、4年前の村長選 に、流れを変えようとキャッ チフレーズに健全な村財政の 確立、下水道の整備等を公約 として草の根運動を展開し多 くの村民の共感を得て当選し たことは記憶に新たなもので あります。7月には村長選が あるわけでありますが、再度 立候補する意思があるのかお 伺いします。 臼 私も4年前村長選に立候 補しまして大方の皆さん方の ご支持を得た中で村長に当選 し、4年間頑張ってきたわけ 村長選について でありますが、振り返ってみ ますと無我夢中でやってきた なという感がひとしおであり ます。健全財政あるいは生活 環境の整備、踏まえて引き続 き2期日につきましても議会 議会運営の実態を把握する ため、四月十七日から十八日 において栃木県塩谷郡栗山村 を視察し、その結果内容は次 のとおりです。 一、栗山村の概要について 栗山村は、栃木県の最北西 部に位置し、北は福島県、西 は群馬県に接し、総面積は桂 村の約九、五倍で四十二、六 肘と栃木県最大の面積であ り、標高二五〇〇m〜二、0 00m級の山々が重なりあっ た峡谷型の山村で鬼怒川水 系、湯西川水系の流域に開け たわずかな平坦地に集落が点 在する高冷地域である。 r‘”‾‘‘■一‾一‾1 t ! l ミ■l 童 し“_._W鵬_j 議会活動報告 の皆様方のご支援を初め村民 の皆様方のご支援をいただい た中で意欲的に進めてまいる 覚悟でおるところでありま す。 人口は、昭和三五年は、四、 七五〇人であったものが年々 減少をたどり、現在は九四一 世帯で人口は、二、八一八人 である。 二、財政状況について 栗山村は、全面積の九六% が山岳地帯による第1次産業 に支えられてきたが、農業、 林業とも零細であり、後継者 不足のため、高齢化が進み、 反面道路網の整備や経済環境 の変化に伴い、産業構造に大 きな変化が生じ、第一次産業 は年々減少し、観光関連事業 等第三次産業の割合が非常に 高くなっている。 一般会計は、二三億一千万 円であるがその内、自主財源 は、六億八千万円で二九、七% を占め、財政力指数○、三七 で種村は財政力指数○、二四 であるから、桂村と比べては るかに良く温泉を基盤とした 観光事業が大きな比重を占め ていることがうかがわれた。 三、議会活動について 議員数は十二名で、常任委 員会は総務教育六名、経済土 木六名で構成されており、更 に議会運営委員会は五名で構 成されており、特別な活動は みられなかった。 又、議会開催は、定例、臨 時会合わせて九回計十大日間 で特別な活動は、見受けられ なかったが、定例会における 一般質問者は、毎回定数の半 数が行っている。 又、特別会計が十一事業よ りなっており、これに伴って 議会においても委員会が構成 されており、 国民宿舎運営委員会 村有林経営委員会 水 道 運 営 委 員会 国民健康保険運営委員会 湯西川スキー場運営委員会 下水道運営委員会 自家用有償バス運営委貞会 牧野運 営委員会 温泉開発委 貞会 湯西川ダム対策委貞会

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