じょうほく議会だより 第118号 2004(平成16)年 8月
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農業を取り巻く問題として、BSEの発症、食肉の偽装問題、食品の不正表示問題など農政に対する消費者の信頼性の失墜があります。消費者の信頼回復のために、農政の軸足を消費者優先に転換した農業、農村改革が求められています。食糧の安定供給、国土環境保全、農地の有効利用問題があります。農地は、公共性の高い財産であり、農業生産にとっての大事な資源です。今、農業農村を取り巻く状況は、多くの課題を抱えており、特に労働力の減少回遊休農地の現状は一A一約別へクタールの耕作放棄地A三村由利子議員一■一F一一]一回一』一幅諦一駈一辛辛叫一》麺坤一一》一一一■一一一《手■■一二一F一一一■“一二■二画峠■》ます。農業に従事する人口の減少、労働力の減少は、農地が荒れ、耕作放棄地の拡大につながっています。今後も作付する考えがない遊休農地は全国的にも高い割合になっており、農業者の高齢化の進展は、その拡大が懸念されることになります。本町における遊休農地の最近の現状と、その推移はどのようになっているかお伺いします。囚町長県農業振興ビシ毒一ンに基づき農業振興対策の基幹産業である農業を活性化させるためにも、農地が農地として確保され、継続的に有効利用されることが基本です。一方、規模を縮小したい、農業をやめたいと答えている人の多くが、高齢化と後継者のいないこと、農業経営が採算に合わないことを理由に挙げていることをみると、もはや個々の農家の努力、取り組みだけでは問題解決には限界があると考えます。農地があっても作る人が検討を重ねてきました農業者に対し地域農業の担い手である認定農業者、新規就農者の育成支援等、農業経営の質的向上を図るために取り組んでいるところです。回遊休農地の|A一後継者と新規就農者のA解消対策は育成が鍵←な←という現実を行政が直視し、対策を講じなければならないと考えます。後継者問題は百年の大計であり、中核的人材を育成する必要があります。行政として農業の強い担い手を育成するために、制度として十分な施策を講ずることが肝要かと考えます。基幹産業である農業が衰退するようなことがあっては、町の繁栄はあり得ないと考えます。兼業農家で耕作を維持するのが難しい家庭、高齢世帯で農地を耕作できない家平成十五年十月から遊休農地の現状を把握するため、農業委員による農地の一筆調査を実施していますが、耕作放棄地はおおよそ鋤順ぐらいになるということです。し庭等:遊休農地は拡大するばかりです。行政として、この遊休農地の解消対策をどのように考えているかお伺いします。農業再建のために、農業行政の見直しと実践で、明るい農業の展望を目指すべく、町長の所見をお伺いします。囚町長遊休膿地の解消策ですが、農業委員会、そしてJA、町が積極的にこれから取り組まなければならない。後継者の育成と、新規就農者の育成、これらが大きな鍵を握っていると考えています。自立できる農業経営を目指すことが大事ではないかと考えていますので、ぜひ魅力のある麗業が展開できるように、今後検討していきたいと考えています。'10じようほく議会だよりNo.11急
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