じょうほく議会だより 第107号 2002(平成14)年 5月
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今日の消防団が発足してから五十年以上が経過しており、消防団の長い歴史は災害から住民の生命・財産を守り続けた歴史でもあり、地域社会における消防・防災の中核として重要な役割を果たしてきました。消防団は階級制度を有し、縦方向の序列が明確であると共に、複雑な人間関係、束縛感等のマイナスイメージから若い人達の団員の確保が困難を来たしている傾向があるといわれており、本町では消防団員の確保、募集はどのような方法をとっているか伺います。消防団員のケガの補償についてですが、災害対応の第一線機関として、日頃から訓練と教育は不可欠なも三村由利子議員へ凶消防団員のケガの補償はQA|公務災害補償と福祉共済で対応ので、消防団の持つ消防力を最大限に発揮する為にも、日頃の訓練は欠かすことができない訳ですが、団員が負傷した場合に、消火活動中のケガと訓練中のケガでは治療や補償に違いがあるとの団員の話ですが、公務災害補償にどのような違いがあるか伺います。続いて団員の給与、特に費用弁償について見直しが必要ではないかと提言します。水の季節になると毎年水難事故が発生します。行方不明者の川での捜索は消防団の任務となっており、不明者の発見まで何日も捜索活動に当たることになり、地元消防団員は自営業を投げだし捜索活動を行うことになります。この時の琴囚町長常北町消防団組織等に関する規則によって、団員になる場合は班長以上の者の推薦に基づき、町長の承認を得て団長が任命するという形で、各団員で募集をしていただいているのが現状です。欠員になった場合、各分団で、若年厨の方に入団のお願いをして団員の葬典を図っています。町では、水雌などについて一同一、二○○円きりとの質側ですが、そうではなくて,二四時間一回ということで一人一、七○○円、二日出れば二日分支払っています。台風で警戒のとき職務上の費用弁償は団員の話によると、一回一、二○○円で何日続いてもその一回の支給のみなのだそうです。職務の特殊性、危険性を考慮して災害活動に従事した団員の費用弁償や処遇の改善を図り、苦労にできる限り報いる必要があると考えますが、所見を伺います。r》東茨城郡消防操法大会-10-じようほく議会だよりNO.107

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