じょうほく議会だより 第106号 2002(平成14)年 2月
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城北地方広域事務組合が水戸地方農業共済組合に加入することは、議会に十一月十九日に初めて説明され、各議員からいろいろと意見も出たが、十一月三十日合併予備契約に調印と新聞に掲載された、町長はどのような対応をとったのかお伺いします。また、我々議員の声も十分に伝えたのか、そして本町の町民、組合員にどのように説明し、納得してもらうのかお伺いします。この合併は、中央で平成五年より議論をしてきたと述べてきたが、途中経過を報告できなかったのか、あまりにもどたばたの合併調印ではなかったか、合併の基本事項についてお伺いします。市町村合併は最近とみにマスコミ各社で報道されているが、町長に現在の心境をお伺いします。水戸市との合併は全国初の住民発議の合併協議会であり、全国松嶋信一議員⑨農業共済の合併調印はあまりにも唐突ではQ|Al城北四町毒村で共済事業は困難Aから注目の的となしました。町長は水戸市・常北町合併協議会の副会長になり、本町の一般会計予算まで自ら計上し、合併のメリット、デメリットについて意見交換を行いました。町民に知らせ、また、二九区を歩き説明会を開催したが、町民の出席率が悪いなど合併は時期尚早と判断委員会で発言し平成十二年二月中止となりました、現在の心境について町長の考えをお伺いします。当初の住民発議の合併対象は水戸市でしたが県は段階的合併として、常北町・桂村・御前山村・七会村の城北四町村を進めているが、どちらを選択するのかお伺いします。水戸市の合併について、建設計画が町民に全く知らせないまま休止となったが、城北四町村合併の場合は最初から事業づくりをするのか、計画があればお伺いします。伊囚町長農業共済の合併ですが、平成四年から国の指導を受け、どういう形がいいのか、いろいろな打ち合わせをやってきて、平成十年から県北地方でまとまってはどうかと、協議会という形で談論をしました。十二年度に事務組合営の水戸地方と城北地方が、話し合いをしながら今日に至り、先般の調印式で正式な合併に向けての協議会が発足しました。今後十四年の四月一日を目途に合併を進めていきます?組合貝への説明は、いろいろな会議等で話していますが、特別文書で説明したわけではありません。農業共済は国から事務費をいただき、四町村の田を耕作している方や家畜を飼っている方たちの共済事業です。その事務賀は平成十年度までは百%でしたが、十一年度は十年度の四・五%カット、十二年度は十五・三%のカット、十三年度は二十一%カットされて町政に町民睡声が反映されてないというある町のアンケート調査が新聞報道されたが、本町においてはどのような考えかお伺いします。一います。そういう中で、今後この共済事業を四町村だけで支えるということは厳しい状況になっています。組合員のことを考えれば、身近な方がいろいろな意味でいいということも十二分に理解し、いろいろ論議してきましたが、現実的に挫業共済がやっていけないという中で、国も機椛改革で、これらを整理統合していかなければ組合費も払えない。また、共済自体がだめになってしまった場合、働いている人も仕事を失います、組合員も共済でお互いに助け合うこともできなくなってしまうので、合併せざるを得ないというのが現実です。そういうことから、何回も協議会の中で話し、一部事務の議会でも報告しながら進めてきました。今後四町村で持ちこたえられるか、長くはもたないという状況で、これをもっと長く延ばす方法を考えていくのが私の役目ですので、そういう考えから、今回の調印式にも臨んだということです。経蛮等は、県の農業共済で補助されます。県は将来に向けての合併と、そこへ行くまでの段階的な合併という方法を新聞等で発表しました新聞を通じて発表することは住民に対しての一つの表現であると思います。水戸市との協議会について、細かい話し合いは特別していませんが、県の段階的な合併の方向として城北四町村が出された中で、今後、この合併についても話し合いを進めていき、それを遂次町民に報告しながら、どういう方向に進めていくか、これを導いていかなければならないと考えています。まだ合併協議会をつくったわけでもないので四町村で研究し、住民に話をし、住民がどちらを望むか、住民の声を峨終的に聞いて対応し進めていきたい考えです。じようほく議会だよりNO.106-18-
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