じょうほく議会だより 第100号 2000(平成12)年 8月
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町長が全世帯に生賀状と暑中見舞いを出している行為は、公選法第一四七条の二の「あいさつ状の禁止」に抵触すると思います。モラルの問題としてもやめるべきです。お考えをお伺いします。この事業は↑+,二市町村、受益面積五、五四○ヘクタール、事業費総額六四○億円、関連事業合わせて総額一千百億円に及ぶ大規模な事業ですが、全事業の国・県・市町村および農家負担のそれぞれの額は明らかにされておりません。常北町と農家の負担につ一旦那珂膳沿岸農業水利事業の貝直しは一回町長の年賀状はやめるべき一A現時皇見直し要件に生些一いない|Al町ご政報告として出しているAいてですが↑平雫成四年詮この事業申請の同意をとるさいに、農家負担の額を明らかにしたうえでとったのでしょうか。今後の町と農家負担は、どのようになっているのでしょうか。営農計画と後継者問題についてですが、現在、那珂川からの取水量は年々減少ません壷正月と夏に町政報告として出しています。ただ、年賀状、暑中見舞状のはがきを使っているために誤解されるかもしれませんので、夏の町政報告等は控えて、出すとすれば普通のはがきを使うようにしたいと思います。囚町長那珂鵬沿岸農業水利事業については平成四年度に一期御前山ダム、・一期は平成六年度から国営事業としてスタートした。平成十一年度は、三十四・四%進行率で、現在は、御前山ダムの工事も用水路も着工しています。市町村の負担で農家負担し↑農家は深刻な後継者不足に直面しています。あらためて農家の現状を精査し、計画の見直しをする必要があると思いますが、いかがでしょうか。御前山ダム周辺に、オオタカの飛翻が確認されました。オオタカは、環境庁のレッドリストに分類される野性生物です。農水省は、この事業について「変えられないという硬直したものではない」と言っています。使わない水に対して町と農家がこれからも多大な負担をしていくのはマイナスです。お考えをお伺いします。匠司分に(一しては一期ダムニ事はゼロ、二期は三・三%の負担制合ですが、金額は、市町村が基金を積み立てて、その運用により助成することを基本として、農家負担が生じないように取り組むと聞いています。市町村で作成している農業振興地域整備計画と既存の計画を踏まえ、整合を図つた計画で、農業用水を安定的に確保することによって畑地かんがいの導入により、畑作物の収最の高位安定及び船質の向上を側るとともに、需要の動向に即した計画的生産体制の確立や、導入作物の選択肢の拡大による農家所得の増大、さらには疾病、除草剤散布、防除等の営農労力を節減するなど、生産性の向上と畑作経営の安定を図ることを念頭に策定している。営麗《王函皿幸皿砕一一一皿圭一》一■■二一即諏一■一■■一狸叩■■里》昨》一画一や〃キー}▼一■》■一カ年の予定で地域内に拠点団地を設定し受益農家の営農状況や今後の営農推進方策の検討を行うとともに、地域に適した畑地かんがいを実証するモデル圃場を設縦、迩営しているところです。事業の見直しは、土地改良法に計画変更の手続きの規定がされて、必要があれば見直すということで、那珂川沿岸麗業水利事業の場合は、現時点で見直す要件は生じていないとして進められています。オオタカの件については、専門家の意見を聞いて国もしっかりと対応していくはずですので、それを見定めて私どもも見守っていきたいという考えでいます。一・一
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