じょうほく議会だより 第100号 2000(平成12)年 8月
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介護保険制度はスタートして二ケ月が経過しましたが、この制度が町民に定着する為には、利用者からの声を反映させることが肝要であり、今回幾つかの課題を取り上げてみました。第一に介護サービス利用料金の負担増の問題です。認定は受けても、経済的負担増で、受けるサービス量を減らすという事実です。この実態は、要介護状態を後転させる結果になります。この制度の基本理念、「自立」に合い反するもので《介護保険も利用者の経済力次第という結果になりそうな気がします。この利用者の負担増の問題に対して、町長の所見をお伺いします。五番三村由利子議員回利用料金の負担増の問題はQ爪哩国の基準でスタート三年後に見直しを次に介護保険認定後の契約の複雑性を指摘する声があります。介護サービスを受ける種類毎に契約書があり、説明を受けても解りにくいという声に対し、今後改善していく考えがあるかお伺いします。またケアプラン作成上の、利用者・ケアマネージャー・サービス提供施設の三者が一体となった連絡調整が、不十分であると思うところがあります。この件について町長の所見をお伺いします。さらに介護認定の有効期間は、六ケ月となっており、六ヶ月毎に見直しが定められていますが、その認定更新はどのような方法をとるのですか。伊一仏一露呈・会・謬舞騒鐘・謹興一日スタートしましたが、現時点では順調に進んでいると思います。今までお金を出さずに福祉のホームヘルパーなどに世話になっていた人たちが、介護認定を受け、一割負担の出没がなじめないことは事実と思いますが、これは国の基準であり、町はこの基準どおりにするのが一番と考えスタートしました。見直しが三年毎にあり、その中でいろ一》一聖一■一一』目一■F■垂■二〈画牢乎一一一時一一醜》雲》壷一F一一一”{一望一一一一《一》一呼一一自治体の主体的で積極的な取り組みが期待されるなかで、保険料を公費で軽減施策を講じている自治体があるように、本町でも、利用者の負担増の部分に補助金を支給し、在宅で適切なサービスが町民にできるようにすべきと考えます。大規模事業より、高齢者の介護保障を目差すべきと考え、執行部の英断を強く希望するものです。ご所見をお伺いします。〆Lvろ見脅定めた.上で対《応していきたいと考えます。契約の方法についても初めてのことで、いろいろ戸惑いはあると思います。しかし今の世界的な傾向として、自分のことは自分で対応していく、それを全部行政に任せようとすれば、それだけ高額な税金を納めなければならない、どちらを選ぶかという時代になってきたとマスコミ等にも取り上げられており、高福祉を望む場合は高負担を考えざるを得ないし、また、できるだけ負担を少なくしたほうがいいとなれば、福祉の方もそれだけ抑えられるということです。そういう中で町も、内容を十分把握しながら、今後どのように対応したらもっとよりよい介謹保険、介護サービスなのか、勉強したいと考えています。ケアマネージャーとケアプラン作成に当たりましては、サービス調整会議を行うように定められていますし、事業所は、最終的にはその施設を利用する者が選ぶ。施設と自分が合わなければ合う施設を選ぶことも、利用する人は選択できるので、施設、事業者と利用者との理解度はまだまだ本当ではないと、議員の賀問で感じます。介護保険が理解され、お互いに利用し、利川者にとって本当にこういう保険ができてよかったと言えるものでなければならないはずですので、今後もいろいろな意見を聞きながら、ケアプランの作成も指導していきたいと考えます。認定更新は六ケ月ごとの見直しで、六ケ月後に自分でその聯査を受け返す、雌

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