じょうほく議会だより 第76号 1994(平成6)年 7月
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かありましたか二の間物産センターの法人化に向けてどのような対策や今後の運営方針について検討なされたかをお伺いします。次に、農林課長にお伺いします。地場産品の生産者や生産農家の皆さんが年間を通じて物産センターへ品物を供給していただくためには、生産者の皆さんとよくお話し合いをして十分な理解のもと、計画栽培、生産、出荷が絶対不可欠な条件ではないかと思います。例えば、常北町の場合は奨励農産品に指定して奨励金を出している作物に梅がありますが、今後、梅以外の農産物にも奨励する種類の数を増やして生産農家の意欲を高め、協力を得ながら、できるだけ物産センターを経由して販売していただくことを条件等に加えながら、奨励金を出して計画栽培の増大を促進し、農家の生産意欲を促しながら皆さんが少しでも多くの現金収入を得て、楽しみながら農業経営ができるよう指導育成していくことが、これからの大事な課題ではないでしょうか。これからどのような寛法一生産農家狸地場産業の生産者に出荷を呼びかけていくのか、お伺いします。率町長職務代理者物産センターにつきましては、ただいまご指摘のように、豊かなむらづくり事業を取り入れまして補助事業で建設したわけでございます。建設した施設につきましては地理的条件、立地条件、さらには本町における特産物等々の問題によりましていろいろご指摘というものもございますけれども、町の考えといたしましては、あくまでもふれあいの里を中心とした町へ訪れる方左に対しての販売、さらには町のPR、本町の特産物のPR等を兼ね備えた施設として完成したわけでございます。しかし、現在、ご指摘のように売店、組合の方で四月二十九日仮オープン以来、現状に至っておるわけでございま一%この法人化組織につきまして、大変遅れておりますけれども、この間、法人組織の設立準備会に入る前に今、農協、商工会等点との協議を経て準備会、さらには発起人会等を現在、二回ほど行っておりま‐一一け謹壷現在}宮設二に至っていないということで深く反省しているところでございます。今後も発起人会を再三開きまして、一日も早く法人組織ができて、当初の目的どおりの運営がなされるよう今後とも最善の努力をしてまいりたいと考えております。また、その見通しはというご指摘があったわけでございますけれども、これらの点につきましては、とりあえず本定例会におきまして千五百万円の出資金の補正というようなこともお願いしてございますので、農協、さらには商工会、あるいは個人投資家等々に働きかけまして、早急にこれらの第三セクターが組織されるよう全力を挙げて努力してまいる考えでございます。さらに、資本金三千万円の内訳についてのご指摘がございましたけれども、資本金三千万円につきましては、町が千五百万円、農協五百万円、商工会五百万円、一般投資家五百万円、合わせて三千万円でございます。その中でご指摘のように、その施設、設備、それらの点について約二千万円、さらに一千万円については運営資笠」!ご守な、」」で考えているわけでございます。しかし、内容等については確かに厳しい点もございます。施設の方に二千万円回して、一千万円で運営ができるのかというようなご指摘もございますけれども、これらについては企業努力によってやっていくという方針で現在、進めているところでございます。次に、売り上げにつきましては、平成六年度において七千万円、さらに来年度におきまして一億円というような計算をしております。さらに、その粗利益等についてもご指摘がございましたけれども、その他の例を見ましても利益率は特産品等においては他の町村においても落としておるのが現状でございます。おおむね特産品のみを見た場合には、一○ないし二○%程度ではなかろうかというようなことでございます。さらに、農産加工品を、どのように確保していくのかというようなご指摘もございました。これらについては当初の計画でも特産品は各農協にE-1更おきます番部門のナヘのこ協力、さらに常北町の特産品といたしまして古内茶、ヤマイモとかゴボウ、さらに地域の野菜、梅の加工品、ハチミツ等々ございます。これらは確かに目立った特産品ではございませんけれども、現在ある特産品を生かし、さらに特産品の開発、発掘、これらについても今後努力してまいらなければならないと考えております。今後の安定経営でございますけれども、これらの点につきましては、第三セクターの法人の企業努力によるということも大事ではございますけれども、町におきましても現在、藤井川ダム周辺におけます藤井川再開発事業、さらには全国で十五カ所と思いますが、地域に開かれたダムの指定等もされております。今後、藤井川ダム再開発事業等におきましては、国において約二十五億円の投資がなされまして、あの地域の再開発に入っておるわけでございます.さらにこの物産センターの安定経営には、現在では藤井川のふれあいの里の利用状況を見ますと夏だけでございます。-5-
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