じょうほく議会だより 第74号 1994(平成6)年 2月
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できるだけ茨城県には手厚い保護をお願いしている経緯もございます。いずれにしても、国税そのものも平成五年度は五兆円を超す減収、日立市でも企業の不景気により一般会計で税収そのものが、法人税などで九億円減額と、大変な時代を迎えているわけでございます。そういう中で、また、国の麦も平成六年度の予算編成に対して所得減税、その他いろいろありますけれども、交付税そのものも大変厳しい査定の一つに入っております。地方の時代、地方自治の確立という意味からも、手厚く保護をしなければならないという一つの細川政権の公約もございます。そういう中でどういう措置をとってくるか、大変一注目しておりますが、大変厳しい年になるだろうということも予想されるわけでございます.我々としても、まず、歳入の方を十分検討して歳出にかからなければならない。幾ら歳出で、町民の皆さん、またはいろいろな形でしたくても、歳入というものには限度がありますので、重点施策、第10回常北町マラソン大会今年で第10回を迎えた常北町マラソン大会が平成5年12月5日開催されました。今大会は前年より183名多い小・中学生、一般、壮年の部合わせて597名が参加し、各コース毎にその健脚を競いました。もちろん第三次総合計画も相当な見直しを余儀なくされます。また、ローリングの年でもございますので、十分我々としても、それらを加味した中で本年度の予算編成に当たってまいりたいと思っており}}全3D今、申し上げましたように、国からの五税、地方譲与税、交付税、利子割交付金等々の五税については相当厳しいものがあるだろうと思っております.それでは、財政全般ではどういう運用を図っていくかと申しますと、基金なり、補助金、また起債を起こしているわけですから、起債も交付税で見ていただけるようなものを見つけてきて対処していかなければならない、大変厳しい年であろうと思っておりま一夕・平成六年度の目玉事業としては、施策の一つとして、予算的なことでなくていえばたくさんあります。我なの長期計画の中には、一つは給食センターの建て替えとかありますけれども、来年、再来年くらいになるのではなかろうか。それは財政運‐用の里§考えなく》Lはならないと思います。引き続き行政の中で、下水道とか農村集落排水事業、それから都市計画、そういう事業の継続ではなかろうかという考えを持っております。また、本年度、今回補正を組んで一般会計が約五十一億円になるわけですが、来年度は四十億円を切るのではなかろうかと、そういう形で今試算をしております。いずれにしても、今取りまとめておりますが、財政の歳入の方をどうカバーしていくか、これが大きな行政課題でございます。また、建設行政については、できるだけ早くインフラの整備という形で、それらも対応していかなければならない部分がございますので、引き続き国県、特に県との連拠を密にして、来年度も事業を推進してまいりたいという考えを持っております。それから、ローリングの問題で第三次総合計画、サンエスブラン常北の中で、平成十二年に、人口推定を一万三千人としておりますが、現実的に平成五年度で一万二千人を[f
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