じょうほく議会だより 第71号 1993(平成5)年 6月
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平成五年度の一般会計の予算規模は四十七億九千百六十万円であり、二五・二%増の大型予算でありますが、常北中学校の屋内運動場、上古内の町道改良、消防の事務委託、広域組合のし尿処理場の建設、上入野の農業集落排水事業等の増加であります。その他の予算編成に当たりましては、厳しい財政事情の予算編成の努力が見受けられないような気がします。財政、歳入、金利引下げ、バブルの影響などを考えて予算編成に当たられたのかお伺いします。次に、第三次総合計画が策定され、本年度は三年目にあたり、町長は、実施計画そのものは三年ぐらいのローリングで実施し、特に農業集落排産蒙業の振興と教育。開発総塑璽行政について水事業一水道駆業福祉関係を重点に進めていき、総合計画の基本構想に基づいて町民の理解と認識をいただき、執行部が努力して町民の地方自治に対する正しい理解を求めて進めると、四年度の予算編成基本姿勢で申されました。本年度の総合計画構想の特に目新しい考えはあるのかお伺いいたします。次に、本年度より水戸市との消防業務が締結され、町民の生命財産を守り、消防の強化、救急業務体制が整備され、安心して住める町、住みよい町になるわけです。救急業務と消防業務が水戸市の協力を得たわけですが、これは松崎町長の政治的努力によるものと感謝する次第であります。報道によると、水戸市との合併の声も聞くわけです.いず戸司3間柵;蝋れかは水戸市との合併も考える時期がくると思うわけですが、広域頚務的研究の場をつくると報道されましたが、どのような内容なのかお伺いいたしま-2次に、農業問題についてですが、我が国の農業は深刻な状況になっております.農業後継者離れ、農地は荒れ放題、農家の担い手も減少し、担い手の高齢化、兼業化も進み、本町の農業を活性化するためにも行政が考える必要があるわけです。特に本町においては農協の合併、農業改良普及所の廃止がありま一兆本県の農業改良普及所は二十六カ所あったわけですけれども、十二カ所と縮小されたわけでありま一兆県内十五万戸の股家が不安でない農業、それには築落座談会を開き、また地域利用型、土地利用型、地域農業の振興を図り推進する必要があるわけです。間I螺1回のみとも.と里約してあI)ま狼一【一、一心」」一客一一一今勾く核となる場、建物が必要であると思うわけです。そこで、農業改良普及所の廃止により、農業改良普及所の建物を本町の農業の核として、艇業開発公社とするよう、県より現在の普及所を払い下げるか、借り受けるかして、農業の推進と強化に役立てることが施策の一つと思うわけです。町長の考えをお伺いいたします。次に、商工業の振興についてですが、これからもマイカーによる買い物が続くものと考えられます。あの店に行きたいが駐車場がないので少し遠くても、駐車場のあるところで買い物をする。また水戸に行ってしまう。そのために購買力が流出しており、それを阻止するためにも町営駐車場の管理を商工会に任せ、商業の活性化を図ることも課題であると思うわけです。また、工業の振興については、本町の開発にあわせて、企業の進出を積極的に図り、地域の活性化を図る必要があると思うが、どのようにお考えかお伺いいたします。次に、教育行政についてでF~可すが教育行政につ17は議会でも非常に積極的に推進しております。本年度の目玉である中学校屋内通伽場の建設においても前向きに検討し、協力をしているわけでありま手乳また、施設整術、救材についても、識会では推進しているわけであります。そのようなときに、子供たちの活字離れが問題になっているとのこと、問題になっている教育こそ問題であり、それらの活字離れの問題をどのように考えているのかお伺いいたします.国際化の時代ですので、英語指導の助手、LL教材を活用して英語の充実、強化に努めていく必要があると思うわけですが、できれば小学校でもクラブ活動に外人の英語先生をお願いして勉強することも考える必要があると思うわけです。その点についてどのようにお考えかお伺いいたします。次に、開発行政についてですが、先ず、十万原の開発についてお伺いいたしま{乳バブル経済の崩壊により、企業が厳しい状況にあり、設備投資の低調は、本町の大き-7-
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