じょうほく議会だより 第71号 1993(平成5)年 6月
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ば、自分は犠牲にしても合併はするべきではないかというふうに考えるわけでございます。私も議員にさせていただく前から、この広域合併問題、そして、股協を含んだ農業問題には強く関心を持っておりました。お陰様で農業問題、どうやら解決するような兆しが見えてまいりました。これからは広域合併問題に取り組=茎』琴'--、‐ノー-て。んでいきたいと考えるわけで一兆町長新聞、マスコミ等におきまして、一部のマスコミにおいても、もう合併ありきという形の報道がされておりますが、私どもとしては、合併ありきの研究会とか、そういうことは考えていません。広域行政とか、市町村の再編成なり、あり方ということ一脚qE画をどうあるべきか考えなければならない時期にきていることは議会の皆さん、また識員さんがおっしゃるとおりだと思います。常北町の議会においても、もう既に先般から水戸との連拠のあり方、また合併を含めたそういう諸問題について、一般質問等とも展開されているのも現況でございます。そういう中で、昭和三十年4J》炉■水戸市千波湖畔を会場に、期間中167万人の入場者で賑わったグリーンフェア’93ふるさとの日(4/10)にあいさつする綿引議長と松崎町長に常北町が一町二村の合併をし、今日を見たわけでございます。既に四十年が間もなくたとうとしているわけです.戦後のことを考えてみますと、昭和二十年八月五日に終戦になりまして、大変な時代から今日の国力からいきますと、経済ともども世界一、二位を争うような国家になり、もう一方では、高度悩報化という形の中であったわけで{乳その四十年の歴史の中で、それでは地方自治のあり方は一体どうなのだろう。余りにも格差が生じてきている傾向もあります。もう一方では、一極集中という形で、今、国等々が多極分散という形で護じているのも、そのゆえんだと思っておりま{乳そういう中で、国土の均衡ある発展、また、憲法にも保障されている平等とかそういうものに対してもっと論理的に、または一つの形としてどうあらわしてくるか、これは緊急の課題であろう.そういう考えを持っております。そういう中で、議員さんご指摘のとおり、県議会の方で昨年の二月ですか、広域行政一菖望.市町池里再編成しう形の中で特別委員会が設腫され、先般その答申がなされ、一つのあらわれとして出先機関の統廃合とかそういう問題も出されてきました。常北町では農業改良普及所、全県にある二十六カ所を十二カ所に統廃合する。まさしく一方では行財政改革という形で、今日問われているわけでございま一男そういう中で、議会を初め町民の皆さん方の大変なご理解とご協力によりまして、四月一日から水一厘mとの広域消防の事務委託ができ、懸案であった緊急医縦システムが確立された。ましてや、今の国の動向を見ますと、地方自治への権限の委譲、そういう問題もございます。特に福祉対策、福祉事業における極限の委譲という問題がございます。一自治体ですべての問題が解決できるかと、これはなかなかできない。ましてや、私どもの常北町の規模等々を考えますと、非常に難しい面もございます。そういう中で、県都の西側に隣接している常北町として、今後、どうあるべき姿に-15
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