じょうほく議会だより 第71号 1993(平成5)年 6月
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今生にな》て急に常北町の合併問題が新聞紙上で大きく取り上げられるようになってまいりました。二月五日付の茨城新聞では、全市町村を対象に合併検討をトップに掲げておりました。その中で、県議会に広域行政推進特別委員会が設立され、推進方策や留意点などの調査を着手し、その結果を九月までに報告すると発表されたわけでありま一乳また合併などの助きのない市町村に対しましては、県は積極的に取り組む姿勢を見せているわけであります。常北町においても、広域合併問題は避けて通ることのできない大きな問題ではないかと思います.もう既に皆様方ご存じのように、新聞紙上では常北‐水戸合併問題が取り上げられております。二月十日寸旋嘘新聞によりますと、一股質問ーワーー広域合併と常躯ば一小《一一一一″邑一■|《〈一一一群一F『■一一一一二一一ヶ二一■一室一》函一■《一画蹄函罷一一一一一F二}一F一題で近く検討会というような見出しでありました。また三月十一日、競売新聞及び新いばらき新聞では、やはり一面のトップに、大洗・常北検討組織設腫、水戸が公式に表明、新年度の早い時期に発足と報道されたわけです。トップレベルの中ではかなり進行しているかと思います。合併の時期や、その他細かい点をお聞かせ下さい。県内では、合併により既につくば市が誕生しております。また常澄、水戸が合併をしておりま{亀勝田、那珂湊市の合併も具体化してきているわけでございます。次は常北ではないかと思いますが、町長さんこの点いかがでございましょうか。常北町内には、今まで幾つかの出先機関がございましたが、そのほとんどが現在では統廃合されてしまったわけでr司質問は第1回のみとし内容は要約してあります.一一(”一F版■一一一一一}画一函ヨーロユ『《一一一四一一浬一一一の一《一一頭顕毛■一■グー《F叩)出張所が大宮に、続いて専売公社が、そしてたばこ耕作組合、牛のせり市、それから挫協が八月に合併予定。挫業改良普及所が笠間に移転されるというようなわけでございます.公共機関の多くがこの町から消えてしまいます。時代の流れと言ってしまえばそれで済むかもしれませんが、何か打つ手を誠じることができなかったのかなと思うわけです。また、四月からは水戸市と広域消防業務が締結されます。緊急業務につきましては既に開始されているわけです.そして、また十万原開発が進んでまいります。これは水戸市と常北町にまたがっているわけで、常北分が三分の一ほどあるわけですが、開発さ第1回定例会一質問者と内容(登壇順)☆飯村富彦縦員広域合併と術北(14ページから]☆永山高男議員農業公社と諸問題(16ページから;☆小林宏識貝教育行政・梁者テストについて(26ページから;れますと行政が一つのエリアの中に二分されるわけです。水道料金一つを取り上げてみましても、かなりの差があるわけでございます。常北町の基本料金、八月から上がりますが、上がる料金十立方までが千五百円に対しまして、水戸市は六百九十円でございま一兆また十立方を過ぎた一立方につき、常北では百八十円となるわけでございますが、水戸市側は百十円、こういう差が出てくるわけでございます。また、加入金におかれましては常北が九万円に対しまして、水戸は三万八千円、ただ一つ例にとりましてもこのように違ってくるわけでごさいます。以上のような問題を、町長、これからどう解決したらよいのか.私は合併以外に道はな一Iのではな#力と思lますが、町長の考え方をお聞かせいただきたいと思いま手乳とするならば一刻も早い方がよいわけでごさいます.物事にはすべてタイミングということがあるわけでございますが、チャンスを逃すことのないよう、一日でも早い対応をお願いしたいわけでございます○合併による長所、短所、それはいろいろありますけれども、まずメリットの方を二、三挙げてみますと、生活環境の整備により、住宅や道路、上下水道などがより強化されるのではないでしょうか。また教育、文化施設や社会資本の整備、そして、都市計画なども肴実に推進を図られるのではないでしょうか0広域合併問題ということは、個人的に考えますと、私ども議員は議会の議員でなくなるわけでごさいます。町長も町長ではなくなるわけでございますので、個人的には大変なことだと思いますが、町長はいつも申しておりますように、子や孫の代を考えたときに果たしてどうなのか、私はそういう考え方から見れ-14十三番飯村富彦議員
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