じょうほく議会だより 第70号 1993(平成5)年 1月
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であるのだからぜひご理解をいただきたいということで話し合いをしていくしかないだろうと思います。しかし、行政の中では民主主義でございま{乳よく話し合いをした中で一つ一つを安心して、なおかつ理解していただく努力はしなければなりません。そういう中で、今の段階に入っておりますので、よろしくお願い申し上げます。それから、四番目でございますが、処理水の問題ですけれども、処理水について、今の基準値というのが、これは条例とか、法令で定められているはずで《忠国は法令で定められていま一兆それから県の条例がございます。その基準値を達した場合に、それではどういう形で束縛するか、規制するかという問題で一兆例えば今回の処理水の規制値というものに対してそれをクリアした場合に、それでも汚いからだめなのだと言った場合に、上位法律とはどういう存在なのか、これが問題になってくるわけです。私どもとしては今回の処理水については、現実的には飲ん亨一もいいような-それから科学的に言えばCOD、BOD、窒素、8s、イオウですね、それらのものがゼロに近い形で除去されている、そういう施設を考えておりますので、処理水によって飲料水がだめになるとか、農業用水に迷惑をかけるということは絶対にないと確信しているし、それだけの根拠を持っております。それから、五番目の問題については七会村の問題が入りますので、私の方からは答弁を差し控えたいと思います。処遷場ができて周りに家が建たなくなるか、おくれてしまうのではないかという問題は、ただ一つだけ考えていただきたいのは、それでは水戸市の斎場の周辺、小吹のごみ処理場周辺がどうなったかとい-9」とをまずお考えいただきたい。単なるこれもイメージで話しては困る。あくまでもそういう例がございますので、十分それを踏まえた中で、識的根拠の中でお話し合いをしていただきたいという考えを持っております。勺謬めに世巽で猛威を振るっているエイズについてお尋ねいたします。日本でも感染者の発生が急増しています。連日のテレビ、新聞などで報道されており、先日も、東京都内のホテルで「エイズを考える会」が発足し、その席上で、性的接触で感染した東京の男性エイズ感染者が、現在の心境を語ったと盛いてありました。年齢も低年齢化しております。現在、小中高生の性知識やマスコミや雑誌などの情報がはんらんし、影響していると思われま幸先そのためにも、正しい性知蹴を教えなければなりません。厚生省にもエイズストッブ作戦本部を侭き、文部省でも高校生に向けて初のエイズ教材をつくり、エイズとは何か、感染経路と予防法などを記入したパンフレットを、全国の高校に配布したとも聞いてお垂△一イ。|、↓や〈シ」l■■rその教育についてります。そして、今年八月までの未成年の感染者数が五十八名になるなど、エイズ感染者の低年齢化を重視しています。現在の教科書では、中高校の保健体育と生物に記述があり、多くても蚕1ぐらいとも聞いておりますが、実際、教育の場では、具体的にどのぐらいの時間をとって、どのくらいの指導をしているのかお尋ねいたします。茨城県内でのエイズ感染者は、平成四年八月末現在で百七人、患者は三人と、東京に次いで全国で二番目です。患者感染者の増加に伴い、常北町でも他人事ではありません。県内の患者、感染者の内訳は、百七人のうち、三十代九人、二十代七十九人、二十歳未満十六人と、ほとんどが三十歳未満であることなどから、エイズが小中高校生にとっても身近な問題ではないかと思います。そうして、セックスヘの興味を持つ時期も低一J生齢化し-1る現在教育の現場での性教育の徹底やエイズ感染防止対策の徹底について、町長、教育長のお老えをお聞かせ願います。また、県でもエイズ感染者への偏見をなくし予防対策に主体的に取り組むため、県職員に対するエイズ特別研修が県議会大会議室で行われたとも聞いています。本町でも、このような職員の指導を今後していく考えがあるのかお尋ねいたしま一兆次に、ごみ問題についてお尋ねします。本町では、住んでみたい、住んでよかった、住んでいてよかったと言える町、二十一世紀に向けた目標として、サンエスブラン常北がキャッチフレーズに.なっております。その中で、現在社会問題になっている環境衛生、ごみ処理についてお尋ねします。本町におけるごみ処理は尋常北地方広域事務組合で対応していますが、生活様式の多様化と生活水鯉の向上に伴い、排出されるごみは増大するばかりです。九一年四月にリサイクル法が制定され、十月には廃棄物処理が大幅に改-15-二番寺門寿一議員一

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