じょうほく議会だより 第70号 1993(平成5)年 1月
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村小勝皐函郷地内が候補地として決定されているというが、藤井川下流地域住民により、し尿処理場建設反対の看板が大小あわせて三十七本立っております。十一月十七日、議会全員協議会におきまして、町長より看板の説明をいただきました。一歩も二歩も後にはさがるわけにはいかない、何を意味した問題であるかを、お尋ねするものであります。次に、平成二年十月二十日、広域事務組合正副管理者会議において、桂村下坪地区を候補地として桂村にお願いすることに合意、平成二年十一月二十七日、広域事務組合の定例会において、桂村長副管理者は桂村大字下坪が候補地として建設の決定を認めたと聞いていますが、その後間もなく、七会村小勝中郷にし尿処理場建設地が見つかったとされているが、どのようないきさつで七会村小勝中郷に候補地として定められたかをお尋ねするものです。次に、建設地小勝は水量の少ない藤井川上流である。下流には簡易水道取水、農業用水取水を通じ、地域住民生活に糟神的不安、経済的不安で地域住民は切なる思いであると言われているが、町長は地域住民の切なる思いをどのように考えているかをお尋ねするものでありま{亀また、県道を挟んで緑のジー一同一一ユータンを欺いたがごとく茶園が集積、処理場建設によってイメージ鈍化は免れないと生産者は心配しているが、この件につきましても町長にお尋ねをするものであります。次に、七会村小勝にし尿処▲近代的な成田市のし尿処理施襲理場を建設することに蜜}周辺に家を建てる人も少なくなり、ますます過疎化が進むと同時に、農地としても敬遠され、地域発展を期待するには困難になると住民は心配していま一%我々にとりまして難しい問題だけれども一番大事な問題でありますし、立場としては、執行部の方にも私も協力して、一日も早くこのシステムを完備するのが建前なのですけれども、地域に住んでおりますといろいろのお話を聞いております。その辺を十分含んで質問をしたわけでございます。町長のご答弁をお願いいたします。当町が挙げる、第三次総合計画サンエスプラン常北、住んでみたい、住んでよかった、住んでいてよかったと言える町を目指して、二十一世紀に向けてまちづくりの目標としてサンエスプラン常北と名づけられました。常北町では、昭和五十四年に常北町第二次総合計画を設定し、行政施策全般にわたって計画を進め、町民の生活の向上と安定を図ってきました。しかし、町を取り巻く社会情勢は大きく変わりました。特に交通量の楢F一可加峯地のスブロル化、小河川の汚染など多くの問題が生まれてきました。一方では、町民生活は意識や価値観が多様化、個性化してきました。特に今までの砥から侭へと要望が変わり、より混雑、高度化になりました。今後は今まで以上に高齢化、国際化、情報化が進んでいくと考えられま一男二十一世紀に向けて技術革新と個性化に対処した健康で生きがいのある文化的な生活が望ましい。常北町では現在住んでいる人々がゆとりを持ってだけでなく、将来にわたって住みよいまちづくりを進めていきます。また、町には残された貴重な文化遺産や恵まれた自然を生かしながら個性のあるまちづくりを進めてまいります。そのためには、基本となるのは常北町第三次総合計画であると思います。町長広域行政という、四カ町村が共通の理念で運営している問題の中で、特に今回のし尿処理場建設に伴って反対運動が起きている。当地域の議員さんとしていろいろな面でご苦労なさっていることを、心-13-
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