じょうほく議会だより 第69号 1992(平成4)年 11月
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詐常に垂切潅部門》こさ←ます。昔から苗半作と言われます。つまり、苗の善し悪しで収種の半分が左右されてしまうわけでございま一発特に苗の中でもトマトの苗、トマトの苗は苗のうちに一生の花目がそこでなされるわけです。非常に苗づくりが難しいわけでございます。しかしながら、河原井議員さんのようにそういった技術をお持ちの方が結構常北町におられるわけでございますので、そういった方々の技術指導のもとに、この苗づくり産業なども手がけていったらいいのではないかと思うわけでございます。苗といえば常北というふうに全国的に名前を売ることが、町の活性化につながるのではないかと思いま{2次に、無人ヘリコプターの防除でございますが、ヘリコプターによる共同防除というのは、労力の軽減と経営コストで期待はされておるわけでございますが、何せ小回りがきかないわけでございます。今の現在の水田作業、あるいは水田には限りませんけれども、これから残る大変な労働は、除草剤の散布そして農薬の散布が残でておるわけでございます。小型ヘリコプター、つまり無人ヘリコプターは小さい圃場、一反歩くらいからできるそうでございま{亀そしてまた日本の農業みたいにいろんな作物が点在する中をできるし、周りに人家などがありましても平気で散布ができる。そしてまた能率も反当、この間の茨城新聞によりますと、高萩で県下で初めて高萩の農協がこのヘリコプターを入れたわけでございますが、五時間で二十町歩くらいの能率が上がるそうでございますので、ぜひ常北町にも一機か二機、考慮していただければというふうに思うわけでございます。値段はと申しますと、一機が四百万円から五百万円だそうです。これには免許が必要だそうでございますので、だれか職員で何人か免許取得されるようお願いをいたしたいと思うわけでごさいます。それから、農業描械のリース問題でございます。農業機械というのは、どこも同じ時期に一時に擬械を使用するわけでございます。建設機械とは全然違います。したがって、r可なかなか川』ア」b《」』一はできないわけでございますが、そこを何とかお願いしたいというふうに思うわけでございます。農機具を購入できない農家のため、あるいは新しく就農される方々のためにも必要ではないかと考えておるわけでございます。考えればきりがなくいろいろ出てきますけれども、この辺で打ち切りたいと思いま{乳ぜひ来年度の予算編成時に、以上のような点を盛り込んでいただきまして、農業関係の方にもう少しお力添えをいただければと思うわけでございますc農業は最も環境と調和のとれた産業であるといわれておるわけでございます。生活環境が整備され、美しい景観を有する伝統と文化の町常北、豊かな農業の町常北をつくり上げていきたいというふうに考えておりますので、ひとつよろしくお願いを申し上げま一兆町長農業問題については国を挙げてその方向づけを今しようという形の中で大変苦麗しているのが現況だと思います。芳定国竺体の画一的な里論じるよりも、やはり地域にあった農業形態というのをどう考えていくか、そういうことも今求められ、濫員さんご指摘のとおり農林省が二十一世紀を目指す新農業という形の中で意見の提言をしているわけでございます。その柱の中に企業的感覚、公社、公営、そういうものを入れていくという形で提案しているわけでございますが、ご案内のとおり、今の農業情勢の中で一番の問題点は、どちらが先か後かわかりませんけれども、担い手が不足してきている、それは逆に申しますとその産業に対する魅力がなくなってきているということではなかろうかという考えを持っております。そういう中で今議員さんがご指摘のとおり、常北町の農業今後どうしていくんだという形の問題で、私ども苦慮しているわけで一兆統計的に言えば専業膿家が約二百軒弱というわけですが、現実的には専業農家の実態を見ますと、もう高齢化で定年退職した人が専業農家の位置づけになっているとか、そういう形でご一ざ!まず現実に若い担い信一がそれほどいないという形の中で経営をしているのが現況でございます.ただもう一つ、前段といたしまして土地を利用する股業、それから、もう一つは面積的なもの、集約農業、それから、もう一つは畜産農家みたいに結局複合的にそういう形でもっていくやり方、結局、今議員さんがご指摘になったのは畑田んぽという形になります。もう一方では、例えば畜産とかいろんな形もありますので、それらも農業全体での位置づけをしていかなければならないだぅっ.施政方針でも述べましたように、土地近郊型の農業を目指そうということですから、先ほども議員さんご指摘のとおり、食樹自給率からいえば日本として五○%を割ってきたようですけれども、野菜とかそういうものに対しては依然高い察を示しております。それも今の消費者からいえば安全性、安全を確保できるような、そういう形の中での需要が高まっているわけですから、それらにどうもっていくか、そういうことも必要だろ-5-
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