じょうほく議会だより 第68号 1992(平成4)年 8月
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民の皆さん方のある程度の絞り込みをし、アンケートなどを取って、そろそろ仕掛けをして、それらの問題に入っていこうと、実は六月二日だったと思いましたが、区長さん、区長代理さん、自治長さんに大体集まっていただきまして、そういう中での話し合いをし、アンケート調査をお願いしたところでございます。それらを踏まえて、議会の方でも調査特別委員会が新たに設置されておりますので、ご報告申し上げ、また関係機関と協議をして、いよいよ最終の絞り込みをしたいという考えを持っております。今後、どういう形でもっていくかということですが、まちづくり等々に対する便りに対して、すべての人が読んでいるというのは私ども理解しにくいのですけれども、それなりの効果と、一方では、もうむだではないかというような話も入っております。そういう中で、例えば商工会の青年部、それから婦人部等の研修の場を通してご援助申し上げて正しい都市計画、特に区画整理事業に対しての理解を得ていこうという形で仕掛けに入っております”本年度は予算等にも出ておりますとおり、当初予算で約二十九かと思いますけれども、若干増えます。約五十沙前後になるのではなかろうかと思うのですが、それらのB調査、現況調査に入りたい.現実的にどのくらいの保留地、公共減歩等点が含まれてくるのか、個々に出してあげなければ識語の原点ができないという形の中で、都市計画の現況調査だけは進めてまいりたいという考えを持っております。それのコンセンサスを得る努力をしているところでございます。また、平成二年八月からですから二年弱になるのですけれども、その間、議会議員の選挙、また町長の選挙もございました。そういう中で町民の皆さん方がそれに対するいろいろな考え方をお持ちになったと思います。それらに対してだんだん定着してきているのではなかろうか。もう一つは、議員さんご指摘のとおり、平成三年の秋における長雨と台風等の被害によって、新たなまちづくりという形に対する意識が大分上がっていr司るのではなかろうかという考えを持っております。いずれにしても、こういう高台とか台地みたいなところで、床下浸水とか、水がたまるなんてこと自体が、それほどなかなか想像しにくいところなのですけれども、現実的には至るところでそういうことが起きていることも事実です。やはり抜本的な姿勢を示して、抜本的なまちづくりをしておかなければこれらの問題は解決できないだろう、そういう趣旨のもとにおりますので、今後とも議会の皆様方にも協力を得たいという考えを持っております。いずれにしても政治生命をかけた中での事業でございま{乳今後、国、県にも積極的に働きかけ、予算痩得はしていきたいつもりではございますけれども、そういう財政駆情等とも十分ご考職いただきたいという考えを持っております。それから、都市計画地内の建築でございますが、議員さんご指摘のとおり、バブルのときもあったと思いますけれども、おかげさまで常北町では、年間人口が百名以上増えてきております号ということは、よく申しますと、新たに新築等が行われていることだと思います。そういう中で、建物に対する建築確認の手続きでございますが、ご案内のとおり、町を経由し土木駆務所で最終的判断の中で建築許可がおりるわけです。町の方では一応、宅地の確認、それから消防等々のチェックを行います。その後、県の方に行って、建築基準法施行令に伴うチェックをし、許可がおりるわけでございます。その後、施工者なりが完了届をして、現実には許可のおり次第その建物を使用していくわけです。議員さんご指摘の中で重要なことは、私ども非常に難しい面は持っていると思います。法律の中で施行令なり、建築基準法なり、消防法なり、その法律の中で問題をクリアしていく場合には、それを許可しなければならない。ところが、現実的にその建物は完了した後、その目的に沿った中で建築物を使用しているかというと、その確認がなかなかできない。こういう問題があるのではなかろうか、そう一#うことで認識していま言それで、今ご指摘の点について、確認申調時の完了届のチェックは、県の土木串務所にすべてお任せしているのが現況で一兆そういうことでなく、私どもも何らかのチェック体制をとらなければならないだろうとい一弓」とをつくづく感じております。と申しますのは、今、藤員さんが言ったように、年左宅造が進んできておりますので、町独自の中でそういうことをチェックする体制はとっておかなければならないだろうという考えは持っています.そういう意味では、議員さんご指摘のとおり、チェック体制を土木事務所にお任せという形では、ちょっと一望}《りにも他人任せだろうという考えを持っておりますので、大至急、検討して参りたい。それと、完了届の後の使用目的に対してのチェック体制。これが半面雌しいところを持っております。しかし、何らかの形で土木とも協溌をして、それらのことをしていきたいと思いますけれども、現実的には非常に難しい問題が含まれているのも事実でご-9-

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