じょうほく議会だより 第67号 1992(平成4)年 6月
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解法要〃一(鰐垂アま言が、町長の考えを伺いま{易都市計画よりずっと後に始まった十万原構想は予定地の八○%も買収済みということです。これも買収方法をとっているので進行が早いのだと思いますし、一方、都市計画は公共減歩方式のため全く進歩していないのが現状です。次に町当局の該当地区への説明不足ではないかという点をお尋ねします。昭和六十三年四月、用途地区及び都市計画道路が決定されて以来、町が該当地区へ出向し、説明会を開いたのはたった一度だけで、それ以外は、機関紙等のPRのみの説明にとどまっているように考えられます。このような状態では、いくら立派な構想でも、理解し、協力を得るまでにはかなりの時間がかかると思いま斗兆町長は都市計画については政治生命をかけても解決し、実行に向けて努力すると申されておりますので、特に反対地区へ出向いて、生の声を直接聞いていただきたいと思います。私もそういうことであれば、進んで協力をする覚悟でおります。そしてデメL・の問題公共減歩以外にもいろいろ問題があると思いますので、説明をして、納得していただかなければならないと思います。この点についても、町長の考えを伺います。次に国道123号線バイパス問題についてお尋ねします。バイパスは、都市計画と同時着工という構想のようですが、バイパス問題を何とか先に進めることはできないか伺います。朝夕の交通渋滞、手這坂の冬場の凍結、降雪時の事故の多発、又、石塚十文字が間違いやすいということからも、一刻も早くバイパス着工が必要と思われます。また現在の計画どおり、第一種専用住宅でバイパス通りも行うのか伺います。町長都市計画に反対という陳情が出た時には、果たしてどうかと思っておりましたが、小林議員さんが、都市計画が今後のまちづくりの礎であるという認識を持っておられることに対しては、感謝申し上げます。F一口百四;一・・七謬の用途と街路を決定するにあたっての住民の皆さん方への説明会には私は全て出席しお願いをしました。都市計画は旧石塚市街地の将来を担う大率な事業であるので、その邪業を着手するに当たっては、まず総論を決めていただき、減歩の問題は手法の話であるということでご理解いただき、用途と街路の決定、更には地区計画の決定をすることができました。これは住民の皆様の理解が本当にあったと感謝しております.そして、現況調査のB調査を行う段階で、反対者が出てきたわけです。B調査を行ったから強硬にやるというものではなく、区画整理をする場合の公共減歩、保留地減歩を決める資料とするためのものであります.B鯛査を行うための脱明会には、私は出席しないで執行部側と十分打ち合わせをして執行部のみで説明会を行い、どうしても理解されない場合に、戸別訪問し、説明を行いましたが、数名の方には門前払いをされてしまいました。反対、賛成というものは、最終的な結議一訂こしに勉強した中で、議論を高めていかなければならないと思っております。そういうことからも、昭和六十三年以来、それほど進歩していないという論理はあてはまらないと考えております。お互いの勉強期間と考えをまとめていくためには、決してむだな時間ではないはずであります。また逆に賛成者の人から言えば、もっと早くやれないのかという声もあり、そういうことを調整しながら、今後の区画整理事業を展開していかなければならないだろうと考えております。更に土地問題ですが、まちづくりの中で限られた面積の中である程度の道路煽員等を確保していくには、何らかの形で土地利用者の協力を得なければできないことは輪をまたないところであります.土地問題が難しいからと、この問題を放棄するわけにはいきません。都市計画は将来にわたる常北町の発展を期する重要問題でありますので、地権者の皆さん方にはある程度の土地の提供という形で解決しなければできない問題である声司」とは事圭需」思いまずテ地の提供が減歩であるか単純買収かは別問題として、長期にわたるまちづくりの礎であるという総論の崇商な理念の中に、町民の皆さん方も、ご理解いただきたいというのが、お互いの考え方だと私は考えておりま{乳総蔚では、皆さん賛成なのですから、各論の中で、いろいろと話し合いをして、その総論に近づけていくとい-3」とでご理解を賜りたいと思います。理解を得るため、広報紙も大分発行しておりますが、一部の方はそれを見ないで知らないと言うことは、ゆゆしき問題であります。民主主義の原点はあくまで自ら何をすべきか、自らの役割に責任をもって問題解決していかなければなりません。自らの役割をきちんと果たした中で、物事を輪ずるべきであると私は考えております。しかし、すべての皆さんが協力してくれるかというとそうはいかないと思います。そういう中で個別訪問をしながら説明しており、今までに六十四回程行っております。先-23-
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