じょうほく議会だより 第67号 1992(平成4)年 6月
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内原の四寿町型広域行政房やっており、城北の広域事務組合としてそちらにお世話になるか、新しく入れていただくか、今までペンディング事項になっていた城北地域で火葬場、斎場をつくるか今まさしく選択の岐路に立っていますが、常北町と七会村は笠間の方に入るという形でほほ決定しました。これはまだ正式な通達ではありませんが、火葬場問題は一応解決したと考えております。町民の皆さん方の今まで不安があった火葬場と、救急医療業務、消防というものに対しては基本的には解決できると考えております。次に、し尿処理場の問題ですが、躯務組合の問題でございますので、どこまで話すかというのが非常に難しい問題でございます。平成五年九月十三日をもってすべての稼働を中止する。それに違反した場合補償をすると私は理解しております。また、そういう中で事務組合の管理者としてやっているわけです.躯務組合では、この問題については五年以上講じて、最終的には場所か決定しな#星いるわけで一%このし尿処理場を最初につくるときも相当な苦労をなされて建設された経緯を先輩の皆さんからも聞いております。行政全般に言えるわけですが、特にこういう問題については相当の政治生命をかけてやらないとできない問題であると、私も覚悟してご報告申し上げますが、この六月いっぱいでその場所が決定しない場合には、単独町村でこの問題を解決していただきたいと話しております。大変な問題ではございます。しかし、単独にやった場合もそれだけの財政負担があります。そういう意味で、今後とも全磯貝さんの協力なしにはできません。一人でも反対があった場合には、この問題はすべてつぶれる。これはもう何が何でもやらなければならないと、火の玉になってかかっても、住民の皆さんを説得するのは難しい状況下で、議会の皆さん方も一致一丸となって解決する方向にいっていただかないと、この問題は絶対に解決しません。そういう恵味で、し尿処理場間一題巽し一は織雲の皆さ型〃にも町長として、町の責任として、方向づけが決まった場合には、全員一致してご協力をいただくようお願いを申し上げておきます。次に、開発業者と観光行政という形の中でご理解いただきたいことは、開発そのものについて、目的を持って用地を取得する場合と、将来この地域はすばらしい地域であるから先買いをしておいて行政サイドの中で虫食いがされないように押さえておこうと、そういう二つがあると思います。十万原については後者の方です。水戸市と常北町が隣接していて、歴史的に見ても開発の手が一回入っており、公的ですが茨城大学股学部の誘致問題、それから私になってやらさせていただきました県庁舎誘致問題。それらの歴史的な背景の中から、将来、常北町と水戸市の中で発展し得る、そういう地域であるがゆえに先行取得をしておいて自治体、行政サイドの中で秩序ある開発をしなければならないところであるという位瞳づけの中に県、水戸市、常北町がそれをしかけたという形に友一おまずLの用地については、今のところ計画面識は約二百四十八鯵、常北町においては大体そのうちの二○%から二五%、約六十謬誕そのうちの八○%は大体買いつけが終わっておりますが、水戸市がまだ五、六○%、全部で現在百六十沙から百八十鯵というところです。常陽芸文センターの蚕原所長さんを座長にして、県、水戸市、常北町という中で基本構想、基本方針をどういう形にもっていくかということで二回の協議会を行っており、町の方向づけとしてお願いしてあります。できれば、優良企業とかそういうものをできるだけ張りつけていただきたいと。なぜかというと、自治体の境界のところはなかなか発展しない。というのは、公共料金の差があってお互いの自治体で手が出せない。だから、常北町を見ても木葉下とか笠間周辺からこう見てきて、お互いに出てこない。それは、最終的に公共料金やお互いの開発における責任を取れないためです。十万原開発栂想も、公共料金とかいろいろな問題を含んで、それF利函.一整雲一し寿一急な行政問題が残りま手兆あれだけ広大な用地で、常磐道が通っている、多分インターの話も浮上してくるでしょう。その時には、合併という話がいや応なく盛り上がってくるわけです。これは解決しないとなかなか問題が難しい。すぐ合併というわけにはい》星ふせんが、そういう一つの要因にはなるだろうということを考えております.いずれにしても、それらの諸問題というのは、基本的には住民の皆さんが本当に利益をこうむるのかを考えるべきであって、それ以外のものを私たちが行政的云左で考えてはいけない。やはりそれらは解決するということがわれわれの役目だと考えておりますのでご理解をいただきたいと思います。十万原開発構想につきましてはもう少し時間をいただきまして、基本構想が出次第、総合計画審議会なりに諮問をして、また関係機関の皆さん方にご協議を申し上げ、常北町の位殴づけと、それをフィールドバックして県、水戸市と打ち合わせをしていきたい-14-
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