じょうほく議会だより 第67号 1992(平成4)年 6月
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M…§先ほど議員さんがご指摘のように、サンエスプランの五大目標の中で、われわれもそういうローリングをしながら予算編成をしております。目新しい事業の中で申しますと、何といっても生活関連整備事業、特に農村集落排水事業、下水道事業それらと福祉関係の予算、これらを重点的にしたつもりでございます。篭響総合計画の基本構想概要については、町民の皆さん方に正しい理解と認識をしていただいて全面的協力をいただくようわれわれ執行部は努力しなければならない。今回も将来の常北町という形の中で、予算の中にふるさと創生基金を使って常北町の将来像をわかりやすくつくろうと計上しております。いずれにしても、町民の皆蕊=議霧蕊ぷ1闇鍵鐸奉=・伊電奮暮u、6F参一r要U--▲町営池の内住宅さん方の地方自治に対する正しい理解を求めながら一丸となってまちづくりをしていかなければならない時代であります。今までは、国県が要望によってこたえてやって上げたぞという行政でしたが、今後は、自ら何をして、どういう形でご援助申し上げるか、という形が今後のまちづくり、地域づくりの原点であり、長期計画については十分理解できるような施策の実施に努力しなければならないと考えております。次に、合併問題についてですが、この三月三日に常澄村と水戸市が合併し、マスコミ等でも那珂湊、勝田市、東海村の広域行政事務研究会を取り上げておりますが、昭和三十年代に市町村の合併がされ、高度成長をなし遂げ、インフラ等が整備され、高度情報化された時代において、その当時のままでいいのかというと、これは基本的に政治を預かるもの、また地域おこし、村おこしをする観点から考えても遅くない時代だと私は認識しておりま{2しかし、一方では地方自治の原点は何かということです。これは、直接住民とかいろいろな形の中で風通しのいいような、そういう体制でやるという論理があるわけで一身今のままでは、国があって県があって市町村があるわけですから、じゃあ県単位でいいんではないかということになり、地方自治というその原点を考えた場合に非常に難しさがある。それでは、地方自治の中の人口というのはどのくらいが適正なのか、一部では三十万か四十万くらいだというし、直接地方自治の原点である自治ということを意識すれば二、三万人であるという人もおります。そのへんが非常に難しいところではないかと思っております。昭和三十年代に行われたそれらの問題がひとつも論じられないで、回避しているわけにはいきません。常北町の今後の町の方向というものを真剣にデスクに乗せて考える時期にきているのではないでしょうか。いずれにしても、今私たちの町でも、各種各層いろいろな方が議論しておく必要があるでしょう。戸司これは、数年前に十五番の飯村議員さんからも質問がございまして、そういう形で私は答弁したと思います.その方向づけは変わっていないつもりです。これらの見通しと常澄が合併された今、常北町の今後の位置づけを大いに論じていただいて、将来のまちづくりというものの方向づけをしていただき、また、私たちもそれらの中で進展させていきたい。議員さんもご指摘のように救急医療システム、消防行政、火葬場、し尻処理場、ごみ処理場、放牧関係、農業共済関係と、広域行政でしようとしているものがございます。現実的には農業共済、放牧についてはある程度の成果が上がっております。救急業務システムについては、平成五年三月三十一日をもって水戸との常備化に入ります。町民の皆さん方に大変ご心配をかけていた面については、より対応がスムーズになってくるという考えでおります。消防につきましても同様であります。それから、火葬場につきましては、笠間、岩間、友部、-13-
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