じょうほく議会だより 第63号 1991(平成3)年 8月
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のを行政がどのような指導、協力をして理解していただくかが課題であります。今、農産物に対しては、生産というばかりではなく消費者のニーズに対して生産者がどのようにこたえていくかが求められています。そういう中で、梅の生産については助成をしながら農協・普及所とタイアップして、特産物の位置づけをして、生産者の皆さんに意欲をもっていただくよう推進しております。また、観光農園、梨のオーナー制度等、きめ細かにやっております。現在は生産性、現金収入等の問題から農業に魅力を感じアー司綱町の特産物の古内茶でもる人が少なくな毎γおnますが、一方では農業のすばらしさというものを理解していただく努力をして、町の基幹産業の位置づけをしていきたい考えです。第三次総合計画の中でも将来のビジョンを掲げておりますので、その施策を強力に推進していきたいと考えております。次に農協合併についてですが、昭和三十九年に三つの農協が合併した時も、町内の問題ですら各農協の利害関係があり、非常に雌しかったという話を聞いております。今回の七農協の合併ということになりますと、農協そのもののシステム上、行政とのかかわり合いが非常に難しくなってくると思います。平成五年を目途に合併するということですが、行政とかけ離れた中で、品初に農協の合併があり、果たしてうまくいくのか、非常に心配しております。その地域の独自性、農業の特徴があるわけですから、合併することにより幣害も出てくるのではないかと思います。そのためにも、行政との連携を密I’て進めてもただきたいと考えております。また広域行政との関連については、農協は農家があって成り立っているわけですので基本を踏まえていけば、問題の解決になると思います。次に東霜害の対応についてですが、県の農林漁業災害対策特別措置条例の適用に基づいて、町では肥料または農薬の賊入に対する補助を行っております。県内の状況を見ると、県の条例以外に袖助を出しているのは、常北町以外ありません。しかし生産者の意欲という面から見ると、金銭ばかりでなく、心というものが大事だと感じておりますので、心を込めて行政も対応していく考えです。次に特産物の振興については、梅しそ巻ということで、四年前から推進していますがもう少し消費者に魅力のある形を考瞳する必要があると思います。そのためにも農産物そのものに対して付加価値をつけていくことを検討していかなくてはなりません。またヒューマングリーンプ一の開誰構想の叩一垂睡地直売という形を十分検討し消費者に喜んでいただけるような位髄づけをしなければならないと考えております。次にやまゆり荘の管理運営についてですが、入場の諸手続、料金の保管状況、出納符理状況については、問題を抱えていることも束実です。保育園の助成金の問題については、みどり保育園が春圏線の改良に伴い移転という問題が生じたため、先般の識会で町の補助金の額が決まりました。みどり保育園は単に間舎の増改築ばかりでなく、移転棚償という形で識会にも相談いたしました。今後、他の二つの保育園が老朽化のため増改築される場合のために、この機会をとらえて県の補助の二分の一を目途とした内規を決めております。次に広報紙の問題についてですが、実はもう少し読者の立場になって考えるようにということで、十分、検討しはじめているところです。十七、八ぺlジの広報を全部読むのはなかなか負担にな-5-

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