じょうほく議会だより 第62号 1991(平成3)年 6月
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次I農林行政につ←てお伺いします。米の過剰による生産調整は米の消費の減少も相まって二十年もすぎました。現在の状況は保全管理と飼料作物のバラ転作が多いようだが、上入野地区のようなブロックローテーション方式の集団転作を全町に推進していただきたい。次に不耕作農地がさまざまな要因により増えてきましたが、このまま放置はできませんので、町長の今後の対応を伺いたい。次に林業振興についてであります。当町は山林の面穣が多くありますが、林業は価格の低迷、労働力不足で間伐等もやらないで放種された山林が多いように思えます。国土保全、水源の酒養等の点からも林業経営の確立のため育成助成等振興策をお伺いします。第三点目は町の活性化の対応についてですが、町づくりの基本は記区の活性化にあると思います。これからの第三次総合計画、生涯学習の推進など大きな事業がありますが区長を中心とした区民の協力が・六切手轟一酔・・、.《言三謹今屋対する抜本的な改革が必要と思われるが、町長の考え方をお伺いしたい。区長は行政や区独自の施策を考えているが、町も職員の参加も含めてこれに積極的に協力してほしい。四番目として上青山谷津ため池周辺の整備についてですが、青山神社の森が茨城の自一一然百選に選ばれ、近くには水戸レイクスカントリークラフ青山小学校があります。このため池は三つあり農業用水ですが、二つは使われておりません。これらを中心とした公園、遊園地等整備し、生がいと豊かさを実感できる余暇時代の目玉事業として推進していた』鰯職._…典…L=一一■一▲一茨城の自然百選の一つ、青山神社周辺の森だきたいと思もます町長まず道路行政ですが、改良の見通しについては、予算編成前にも議会の方々に視察していただき予算づけをしています。・今後、限られた財政の中で改良は進めなければなりませんが、国・県の補助事業等の取り入れ、また単費で実施する分も含め今後四年間で主要幹線は終らせ、それから枝線道路に入っていきたいと考えておりますが、これからの改良箇所があまりにも多いのが現況だと思います。地域間のアンバランスの解消ですが、地権者の皆さんの協力で進捗率も違うと思います。道路改良に伴う地権者の問題ですが、協力が得られない路線については因果関係が一番で、それを解消するのは難しい事ですが、一件や二件の反対者の対応は民主的根幹からみて強行しなければならないこともあります。地権者への協力要諦は最終的には私が行きます。道路は公共性の非常に高いものです《し■■r》■L一百雲甘辛一一一》一一一《一■一』》一一一一F■己凸型圭司一》雲一F一■■■)一夕■』F凹型夕きたいと思いますのでご協力をお願いいたします。農林行政ですが、水田農業確立対策は農家にとって大きな問題ですが、食管制度を維持する施策として行われてきています。今後は、荒田地区のブロックローテーション方式の集団転作を各土地改良区にも提起し推進しております。不耕作地の対策については食管制度、水田農業確立対策等の制度の問題、あるいは後継者、高令化、兼業化、農産物の価格低迷などの理由で不耕作地が見受けられますが、それをこのまま放世する訳にはゆきませんので、地域によっては異なりますが梅の里づくり、観光農園等の施策を考えております。又、関係機関をはじめ地域の農家の方々と話し合いを進め対策をたてたいと思いますのでご理解をいただきたいと思います。林業の振興については、本年度小松小学校に緑の少年団を組織し、森林・自然に対する意識の高揚を計画しております。林業というと、杉・ヒノキの植林が考えられますが-14-

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