じょうほく議会だより 第57号 1990(平成2)年 5月
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・で疎。教審等の審議会の中で今日、急に叫ばれてきたことばで、その背景には、高齢化人生八十年代を迎えた中で、それぞれの世代としての役割を十分果たす、そういう形の意義づけではなかろうかと考えております。当町では、今まで生涯教育に対していろいろ活動はしておりましたが、それを柱とした体制の整備はされておりませんでした。先般の教育長との話の中で、当町といたしましても、生涯学習を推進する意味でも体制の整備をぜひしたいということでございます。これは、今回できるコミュニティセンター、または農業者健康管理トレーニングセンター等の生涯学習としてのとらえ方、中心になる人材を求め、常北町も生涯学習の展開に槙極的になる必要があるだろうととらえております。これらをもう少し時間をいただきまして、整備方図っていくつもりですので、何とぞご理解を賜りたいと思います。一睡ま一お伺も一?わ1毛こざいますが、松崎町長最後の年、平成二年度はどのような予算編成をするのかなということで、首を長くして期待し待っていた一人でございます。過日の施政方針を伺いまして自分なりに内容を検討させていただきました。一般会計三十八億八千三百八十万円、前年度対比二二・六%の伸びということで、今までにない最高の伸びを示しておるわけでございます。特別会計におきましては、十二憶四千三百五十四万五千円、○・○二%ということでございます。本年度の予算を見ますと、当町としては創立以来の最高の伸びを示しておりまして、執行部におかれても繰入金等も二億五千四百二十万円ですか、相当苦心惨たんした内容ではないかと拝したわけでございます。五十年代は中央指導型と言われ、六十年代に入るや、地方の時代だということで叫ばれ、そして新しい展開の中で従前の回帰的行政には、どの自治●体も上からの指導に基づいて進めてきた状況でございf鴎一ます。しかし、多様化の時代に入ってくるや、自治体間で大変な差ができている昨今でございます。町村が競い、地域づくりに真剣に取り組むや否やによって、その将来が大きく変わってくる状況展開に今日はなっております。知恵とアイデアをどう出すか、そういうことで各自治体とも懸命になっているわけでございますがそれだけでは不十分ではないかと言われております。何と言っても、お金がなければ、実際の事業は何一つできないわけでございます。お金のつくり方にはいろいろあるわけでございますが、二通りあると言われております。P町道0111号線(下古内川向地内一一一P&》唖一》一■畳》》一至即叩ご■ユーーユ》辛■■■酉(酢》■一己一由一一壬り、我が町よりいかに財源を生み出すかということでございます。町税は六億八千四百五十四万八千円で、財産収入で一千四百三十六万四千円、合わせても二○%弱ということでございます。これでは期待どおりの事業が思うようにいかないのではないかということでございます。そこで、地方自治体に与えられた課題は、何と言っても最低でも三割自治を目標としなければならないということではないかと思うわけでございます。現在、本町は二割くらいの自治体ですからまだまだ努力をしなければならないのではないか。方策はいろいろあると思いますが、企業の誘致の問題とか、あるいは住宅増の問題等もありますが、特に公害のない企業誘致が第一条件かと考えられま矛が、町長は財政の増加の問題に対しましてどのように考えられているか、お伺いいたします。町長は、水源の確保や道路の整備に努力を払ってきたと言っております。特に道路行政につきましては、就任以来-22-
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