じょうほく議会だより 第54号 1989(平成元)年 8月
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引出物の多様化、又、若者のお茶離れという中にあり、町長は今後のお茶の経営について、どう考えているか伺います。そして、できれば、会員制による上中下茶の物流交換会、市場開設等を行い、販路拡大を図るべきと考えますが町長の考えを伺います。新農業構造改善事業が、小謡誇圭一謹一,匝宰翠霊鮮一無一や一岸・一小一利一一』一・一ル展示圃設置事業が関根地区に、それぞれ開設をされましたが、これは、今後の農業の見直し、農業経営の立て直しには願ってもいない最適の剛場であると確信しております。本町初のこの二つの剛場は、現在、経営の立て直しの砿機にあると思いますが、町長の一茶園(下古内地内考えを伺もます又、この事業について、事業実施年度、関係農家数、面積、事業費、補助率、道路の長さ、幅員、両圃場の耕作者数、主な冬作、夏作の作付について答弁願います。教育長昨年の非行問題につきましては、皆様方にたいへんご迷惑をおかけしました。本年は、まだ、そうした非行化は出ておりませんが、可能性をもっている子供たちが.おりますので、いつ非行が出るか、心配をしております。現在でも、青少年相談員をはじめ、PTA、先生方もパトロールをしている状況であり非行をおさえるのは、みんなの力、町ぐるみ、地域ぐるみで防止するほかないのではないかと考えております。又、家庭的な問題が、非行化の原因になっている面も見られますので、区民の会、町民会議の活動の中で努力していかなければならないと考えております。町長青少年非行と健全育成についてですが、不幸にも、昨年問題か生Iま-一》の、一町にある組織が有効に機能していたのかどうか、それらが問われた事件であったと考えております。町内の各種組織が形骸化し連携がとれていなかったようですので、十分反省し、見直すべきものは見直し、教育優先の町に恥じないよう真剣に考え、行勅しなければならない時期にきているように思います。そういう意味では、我々行政に雛わっている者、青少年健全育成に携わっている人に警鐘を鳴らしたのではないかと考えます。子供たちの犯罪が、現代社会の世評を如実に現わしていると思われますので、我々大人が大いに反省し、町づくりという大きな中でとらえて、青少年健全育成を推進していかなければならないと考えております。続いて農業行政の中の主食としての米のあり方についてですが、戦後の食生活の変遷の中で、米消費が著しく減っているのは、パン食も一因と思われますが、バランスのとれた栄養という中で、減って■、し『」号』蕊声こあ、ま》食糧自給率が三○%台である我が国は、他の先進国に比べても一番低い数字になっており、非常に憂えなければならないことであります。しかし一方では、経済大国としての日本経済のバランスの中で考えると、米の問題が浮きあがり、自由化ということが出てきております。今、世界に果たす日本の役割の中で、守るべきことは守り、日本の主張をどう理解してもらうかが、重要であると考えます。次にお茶の販路拡大についてですが、これは非常に難しい問題であります。生産者の中で、果たして茶が売れ残って困っているのかどうか、個人的に販売し、生計を立てている方もおりますし、又、統一的な販売となりますと、品質の統一をして消費者に提供できるかというのが大きな問題ではないかと思います。今のところ、冠婚葬祭等の販路の中で、農協とタイアップして成果をあげておりますし、今後は、ふれあいの里等において、観光物産直売所のようなものを設けて、古内茶とし7-
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