じょうほく議会だより 第54号 1989(平成元)年 8月
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がるかは未知数であります一.ゴルフ場開発に伴なう環境保全については、町としても前向きに対処するということですが、このように多くのゴルフ場ができている現在、関係する単独町村が個々にそれぞれの企業にあたるというよりも、城北地方の広域的な組織をつくり対処していくことで、より実効があがるのではないかと思われますが、町長の所見を伺います。次に、経済連跡地について伺います。昨年の六月議会におきましーず.一-二.躍電鐸§製弗‘、“魚.‐ゴルフ場の造成て土木事務所跡の駐車場わきに、現在建っている荒れ果てた建物を撤去していただいて、見通しを良くしてほしいということをお願いしたのですが、現在、何らの手も打たれた様子はなく、又、どのように検討しているのかという情報も得ておりません。更に、石塚小わきの畜連跡地についても、小学校のイベントが行われる時、駐車場として利用しているようですが、あれだけの土地をいつまでも放棄しておくのでしょうか。町としては、どういう形であの土地を利用するのか、将来の計画がありましたらお伺いします。町長ゴルフ場の問題ですが、地域の中でのバランス、自然の中でのバランスということで一概に開発行為がどうだとい健うことは、学問的にも非常に難しい問題だと思います。私ども行政をあづかる者としては、バランスのとれた地域の発展ということを考えなければなりません。一方では便利さを求め、一方では自然を破壊するという《そのバランスが難しいわけで私どもとしては、できる限りの対応をとり均衡ある地域の開発という中でとらえていかなくてはならないと考えております。開発については、ある程度根拠をもった中でやらなければならないだろうと考えており、非常に難しい問題ではあると思いますが、広域的な中で、県北地域の健全な発展のため、そして、開発することによって、那珂川水系が枯渇化するということのないようバランスのとれた開発をしていかなくてはならないと考えております。問題を最小限にするよう、ゴルフ場開発においては、貯水槽なり、ため池をつくりながら保全を図っていきたい考一その土地利用が注目される畜連跡地えです次に、経済連所有の土地についてですが、私も町長に就任以来、各農協の組合長さん、前の畜連の組合長さんを回わり、是非取得させてほしいということであいさつまわりをして、それから進んでいるところでございます。今、最終的には、経済連との交渉ですが、値段のおりあいが問題となっております。私どもが考えている値段と相当の開きがあるようでございますが、一日も早く取得して町民の皆さんに役立つような施策をとりたいところです。今後は議会なり関係者の皆さんのご協力をいただきながら一日も早い解決をしたい考えです。駐車場わきの用地の今後の利用については、総合計画審議会等の中で検討していきたい考えですが、基本的には、都市計画の区画整理の用地として役立ててまいりたいと考えております。又、畜連跡地の用途については、まず考えられるのは、幼稚園の移転の問題で、今後、十分協議して決定していきたい考えです。-12-
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