じょうほく議会だより 第53号 1989(平成元)年 6月
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1111Ⅱ11川11川IIlil平成元年度予算編成方針、ふるさと川創生事業等について質す。告『一』』》一器■一口症一一■一一一■で苛如一【目恥卒画一■■■》伽一一坪”一テレビ、新聞報道等で昭和天皇の大量吐血によるご容体急変を知らされました。時同じく常北町繊会は第三回定例会開催中でありましたので、陛下の病気ご回復を願い、常北町錘会はお見郷いを申し上げいたしましたが、百一日の闘病、一月の七日六時三十三分、全国民のご回復の願いも届かず八十七歳の生涯を閉じたのであります。皇室ご一家のお悲しみもさることながら国民一人ひとりにとっても悲しいできごとであり、ここに改めて慎んでご崩御を悼みご冥福をお祈り申し上げます。去る十日、私たちは、平戒王年票一回町議会定鍾会の冒頭、松崎町長三年目の町政運営に関する所信表明演説を拝聴いたしました。三年目松崎町政の折り返し点を過ぎたところで、フルマラソンでたとえるならば復路最も力量を問われるところでございますが、昨年度の実績を踏まえ、その健脚ぶりが発揮されたところでありました。昨年の所信表明の中で、住民の主体性・創造性℃自発性を啓発しながら、活力ある住みよい町づくりに全力投球すると述べられましたが、ことしの場合、町民福祉の向上に向けて全力を傾注すると、極めて簡潔に述べられております。首長として為政者として、住民の福祉向上をモットーにしない人はない今|《一一一r一四一一一唖呼ロ一一一一生私一戸【一手一r一■J勾一自和霧一畢酉一一《一(■理念でどんな手法で町民の福祉の向上を図るかが問題であります。町長の所信をお叩きしたいところでございます。活性化、活力ある町づくりの文言も聞かれない本年は、なぜか迫力に乏しく感じるのは、私一人ではないでしょう。一般会計三十一億六千九百万円という常北町始まって以来の超大型予算をひつ提げての登場なのだから、もっと大見得を切って、だれもをうならせる気慨がほしかったところであります。本年度の主な施策の中から二、三、町長の考えをお聞かせ願いたいと存じま玄まずは農業振興策であるが、この春、農業委員会の★阿久津堅次識員★大竹正雄議員改選があり、首長で松崎町長、元農業委員経験者の所議長、そして転作最先端事業であり、常北町事業ブロックローテーション導入を経験された園部金吾氏等々厚みを加える委員の改選がありました。新生農業委員会が発足し、町長が会長に就任されました。言うまでもなく、この農業委員会は農業者の代表機関であり、また、執行機関であります。農地改革から僕業改革へ脱皮し、さらには、今日的課題として農業の概造を改め栂造政簸を推進しなければならないと思います。ところで会長である町長は、常北町農業の現状をどのように認識され、豊かな町づくりへの手立てに何を求めていくのかお尋ねしたいと思います。当町基本作物である米は国際市場の場での競争が迫られるに及び、規模拡大とコストダウン以外に道はありません。米づくり農家の指導をどのようにするのか承りたいと思います。新農耕最後の補助事業としてライスセンターを設置するようですが、今、なぜライスセンターかとの疑問もないわけではありません。ライスセンターに持ち込まれるもみはコンバインで刈られたものでしょうが、コンバインのある農家は既に乾燥機を設置してあり、これからコンバインを買ったのでは、コストアップは目に見えているのであります。補助がなくなるから設置するのでは、余りにも得策とは言えないのであります。多くの課題を抱える農業ですが、農家の若い担い手がなく、高齢化が急速に進む中で、農業者の老後生活の安定が取り上げられなければならないと思います。妙薬をお持ちでしょうか、町長にお伺いいたします。畑地の遊休、荒廃、荒田づくりが目立つようになりつつあり、さりとて小作に出す、委託にすることもないままで農政の貧困以外はありません。二つ目は、旧専売公社跡今地の取得に一V言あIます。私は、昭和六十三年第一回町瀧会の総括段間の中でも触れましたが、あそこを何に使うのか問題を政治日程に載せ、高い対価で取得するならば、取得するにふさわしい施設なりエリアなりにしていくべきだと主張した次第であります。その意見が長い日時を経て出てきたわけで、歴史的、有意的得がたいものがあります。今後、具体的なプランニングまでは軒余曲折があると思いますが、取得実現に向けて、あなたの政治力を存分に発揮していただきたいと存じます。と同時に、私たちも心からご協力を申し上げる所存でございます。三番目は、ふるさと創生交付金の使い道に触れさせていただきます。天から降って来たような一億円のふるさと創生交付金の使途は、ご随意にとは言われてはおりますが、そう簡単仁は決められないと-8-
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