じょうほく議会だより 第53号 1989(平成元)年 6月
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飲料水の水質検査を六十年・六十二年に行っておりますが、その中に本町が含まれていたのか伺います。又、町長は、本町にも不適の井戸があるということを言っておりましたが、どういう内容であったのか、不適となったのは、何からの影響を受けていると判断されているか伺います。現在、上古内地区へのゴルフ場開発が計画されておりますが、環境アセスメントとの兼ね合いはどうか、又現在も本町に開発の申請が出ているのか伺います。昨今のゴルフ場はコースの設計よりも、クラブハウスの豪華さをポイントとして、企業の接待向けの利用者に絞り込んでいるため、他への波及効果が薄いようで、膨大な土地を占める割には雇用の数が少ないと言えると思います。県がまとめた調査によるとゴルフ場では一般の四倍近い農薬が使用され、一部には発ガン性の高い農薬が使用されていることからも明らかになっておりますe農薬はゆ「一くり作用が出てくるので、現時点でその影響を計り知ることはできません。ゴルフ場開発が自然と生活環境の破壊につながることが、意識されていないようで、これが大きな問題であります。ゴルフ場周辺の住民が農薬や自然、生活環境の影響を考慮して企業と取り組むには余りにも劣勢でありますので、行政側ができる限り早期に対処すべきと思います。町長の所見を伺います。次に公衆トイレと合併処理槽について伺います。現在、町内の商店で買物客用にトイレを設置している店舗が何店か見られますが、これらのトイレは、利用塵も高く、公衆トイレ的な使われ方をしています。商店街活性化や快適生活環境整備の面からも、公衆トイレは必要不可欠でありますが、当面、建設の見込みがないのであれば、これらの店に対して、くみ取り料《』の一部を舗助するような優エコマークは、ごみを減ら遇策がとれないものか伺いし、リサイクルを考え、環ます。境に影響を及ぼさないよう本町では那珂久慈流域下にする趣旨にマッチした商水道への新規加入を目指し品選びの手助けをする制度推進しているわけでありまとして四月からスタートすすが、早期加入が即、実行るものですが、町としてもとは言い切れず、実現は長環境を汚さずに使える商品期化するものと思われます。であるならば、消費者に推しかし、現時点で既に長年奨運動を図るべきと恩いまにわたり雑排水処理に苦感すが、町長の所見を伺いましている多数の住民がいるす。ことは事実であります。環町長境庁では、現在合併処理槽水道の水質検査は、住民の推進に力を入れ国庫袖助に及ぼす影響が大きいからをはじめ、融資制庇を創設だと思いますが、県としてする等、穂極的に乗り出しば、どの地域かは発表してております。下水道事業がおりません。何年先に実現という目途が本町では、年一回水道のつけられないだけに、この検査をしておりますが、基合併処理槽に関心が高くな準値以下の数字になっておってくる可能性も考えられります。井戸水についてはますが、町長の所見を伺い検査した水の七割が飲料不ます。又、処理槽への補助適となっております。についても伺います。地下水の汚染は、家庭用本町の現状では家庭から雑排水が地下に浸透してお雑排水を断ち切ることは不こっているということも十可能でありますが、エコマ分考えられ、それは家庭のIク品目の水切り袋を使用ひとりひとりが生み出してすることで、かなり遮っているものでありますので、くると思われます。今後は、PRを十分行い個々が防止できるものについてはやっていかなくてはならないと考えております。町としては、那珂久慈流域下水道の参入について、額極的に働きかけて推進しているところであり、又、合併処理については、六十三年度に県下全地域が、袖助対象地域となり、今、県との詰めをしているところです。下水道察業は、都市計画と合体した中で、完成までに約二十年かかると思われますが、それまで、環境汚染されているのを放置するわけにはいきませんが、下水道事業は何十億という金を投資しますので、更に合併処理に多額の投資をするという、そのすりつけ合わせをどうするかが非常に大きな問題であります。果たして、財政的にそこまで投資してやるのがいいのか、子孫にわたる繁栄は、自分たちがやるんだということで町民の皆さんにわかってもらうか、十分検討しなければなりません。r、駿薬問題については、農薬を使うなということになれば、町の基韓産業である農業が肯定されなくなるという難しい問題を含んでおります。定められた基準をクリアして、使用しておりますが、憂慮すべき問題であることは事実であります。ゴルフ場の農薬使用については、今後の環境汚染が憂慮されますので、町民に迷惑のかからない最善の方法を取りたいと考えております。ゴルフ場開発により町のメリットは、ゴルフ場の面種に及ぼす影響でなく、町全体の中での調和とバランスのとれた施策としての開発行為としてとらえていただきたいと考えております。そして企業誘致という観点から、地域にとっては、大きな雇用の場になるであろうということを確信しております。当町でも、三ヶ所のゴルフ場を予定しておりますが上古内については、決まったわけではありません。し-21-

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