じょうほく議会だより 第53号 1989(平成元)年 6月
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求め争銅あで今壷紀最大の茨城県の前途を左右する大きな事業であります。しかし、この大事業の恩恵を受ける農民は老令化し、農業離れの進む中で、各所に遊休地が残り、このままでは、地域農業の発展する芽を摘み取ってしまう結果になることと思います。薙盤整蝉昼地域農業の確立を目的とするわけですが、農業を取りまく現況はあまりにも厳しく、金をかけてまでも、農地を整臓する必要がないという声が大きく、今後の進展が困難なことと思います。現在、常北町におきまして、畑地基盤整鮒はごく一畑地基盤整備(関根地区)一部にた’一一里華一面領を行うには、予算的に見ても大変であるし、長い年月がかかると思われますが、どのように対処する考えか伺います。次に、現在町営で進めている那珂西地区の改良に畑地かんがいの設計が入っているのか伺います。又、荒田地区で行なったブロックローテーションを他の地域でもやる計画があるのか、更に現在進めている梅の里づくりは、どのくらいの面歓がまとまったのか伺います。町長那珂川沿岸農業用水事業は、今後の農業そのものをどうするかという大きな問題をかかえながらスタートした事業であります。常北町の基粋産業である農業には、後継者の問題、作目、経営の問題等いろいろありますが、耕地をどうするかというのが、大きな問題であり、避けて通ることができないのが現状であります●。今後の農業は、自然環境ばかりに頼った形態でなく科学の力や英知を絞って、安定したものを供給できるような基盤整硫をしていかなくてはならないと考えておりますが、常北町においては、約八○○町歩の畑のうち、約八%が整備されているにすぎません。それは畑の生産性を考えた時、基盤整倫をして而的に拡大しても、それだけ償還されるか、不安があるからだと思います。しかし、後継者という問題に直面している現在、基盤整備を行なって、而的に効率のいい作業環鏡をつくっていくことが大切だと考えております。基盤整臓には、中核農家の育成を目的としたものと、都市型の中で区画整理をする手法としての基盤整肺がありますが、上泉、那珂西地区の基盤整備が果たして農地のための基盤整購であるのか、十分考えていかなくてはなりません。農地から必ずしも農作物をとることが農地の利用ではなbはずて農地を宅地梅の里(』くぃに(f手篭はにして生産性をあげること現在六町歩程で、町内要も、ひとつの生産であると所の土壌検査をして、適地いう考え方が、最近出てき・不適地を検討した上でているように思います。ご協力を願っていく考えで今後は、国↓県・町道のす。そして、今後の農業施整術に伴なう畑の基盤鐙耐策の一環として総合的にを強力に推進し、整備後のとらえた中で推進し、有効作目についても、十分検討な耕地としての利用を地進した中で農地の流動化にもするための諸施簸をとって力を入れていきたい考えでいく考えです。あります。農林課長ブロックローテーション上泉、那珂西地区の畑のにつきましては、上入野地基盤整備は、二十四町歩を区で今年初めて行ない、大実施するということで、現成功で終わったという報告在地権者の同意を得る努力を受け、たいへん喜んでおをしております。ります。今後も、このプロ設計内容については、水ツクローテーションにつきの施設は入っておりませんましては、強力に推進してが、那珂川沿岸の受益地にいく考えであります。は入っております。…蕊塁§濫J識I惑調蟻…i11II今地下水の汚染が大きくクローズアップされており、これは命にかかわる問題だけに重大な関心がもたれております。地下水の汚染は、農業地域における農一什矯l陸匡也登謹員一薬の影響が主たる原因であると言われておりますが、これは、今まで平然と使用されていた農薬が、既に地下に浸透してしまっているということであります。県では国の基準にあわせて-20-
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