じょうほく議会だより 第53号 1989(平成元)年 6月
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ましても、識員の決繊案として早期取得せよという中でした経緯もございましたので、ご理解を賜りたいと思います。いずれにしても、今、私どもが求められておるのは施政方針で述べましたように、心の安らぎ、ゆとり、ふるさとのすばらしさを再認識していただくという形の中の核をつくろうという中で、大枚を出して町民交流センターをつくる計画でございますので、ご理解を賜りたいと思います。税金問題で人件盛と町税がほぼ一致している今、約六億でございますが、そういう中で、逆に言えば、いかにこの町の自主財源がなく財政力がないかということを物語っているわけでございます。定数問題につきましては、今一○九名で定数条例があるわけで、他町村との比較によりますと常北町は非常に職員の数が少のうございます。例をとってみますと、常澄村が人口約一万人で、定数条例一一九名ですこ常北町一万一千人で一○九名ですから、それで十名少ない。御前山村、桂村、近郊を見ても、職員一人頭の対人口というと、比較にならないほど常北町は削減をしております。本年度限りで退職される方が四名おります。それについては、一人だけは臨時で対応をしようかと考えております。幼稚園の先生でございます。あとは現行のままで一年間頑張ってみようと考えております。先般の課長、局長会議の中で各課長、局長に自分の職場の人数を減らし、一人減らした場合にどういう対応をするか報告書を全課長局長に提出させておりま魂それらを十分踏まえて対応していきたいという考えでございま巻ので、ご理解を賜りたいと思います。なお、来年度、平成二年度には、ある程庇補充をしなければならないということを考えております。それらも公募を原則として、公平に厳正に採用してまいり今1たい考えでございます便もちろん今でも行革、行財政改革理念につきましては、十分頭に入れて対応していく考えでございます。それから人件盤で、それだけやめるのになぜ人件斑が伸びるのかという質問ですが、定期昇給分と、実は勧奨の人がいますので、それの負担金がございます。それで伸びています。旅渋、需用費が、本当は行財政改革からすれば減らすんではないかというご意見ですが、これらについても十分、予算査定の中で検討してまいりました。しかし逆に申しますと、いろいろな意味で活発に活動していただくという形になりますと、これらが伸びてくる。旅饗、需用費というのはご案内のとおりで、いかに組織等いろいろな面で活動願うかという中では、これらが逆に伸びてくるのが一般的でございますので、ご理解を賜りたいと思います。予算査定の中で各課、局長十分査定をした中でこれらを検討してきた経緯がございますので、ご理解を賜りたいと思います。ふるさと創生でございますが、ご案内のとおり、今の多極分散という中でこれらの考えが出てきた経緯もございます。実は今、住民の皆さん、また私どもがいろんな考え方を出そうとしているのはもちろん、町を再認雛していただく。どうも、灯台下暗しという言葉が当てはまるかどうかわかりませんけれども、ほかの人の方はよく見える、自分のところというのは意外とよく見えない。ところが相手から言われたときに、確かにいいところなんだということに気がつくわけでございます。実は、そういう町を再認識させるようなところにも、そういう一部の予算を使っていいんじゃないかと考えております。つまり、自分たちの町のよさを知るからこそ、自分たちの町を愛することができるし、自魚を持って行動ができるんではないかと考えて》豆その常北町という中で、ほかの方ばかりに目を向けて自分たちの町はそんなによくないんだという認職がややもするとあるのではないかという気がいたしますので、自分たちの町を再認識していただくことにそれらの予算を使ってしかるべきだ。もう一つは、このふるさと創生の一億円の使い途というのは、一般的にはひもつきなのですけれども、それじゃなくてもつとフリーなもの、自由な中で一般的には使えないようなものを見つけて使うのが適当ではなかろうかと考えております。もったいないということではなくて、もう少し思い切った中でやってみたほうが、効果があるんではないかということで頭にはあります。しかしそれが何であるかは、今のところ答は差し控えたいと思います。次に道路行政でございますが、識員さんも北村坂という名前が挙がったようで一」吾もま管か」れ『圭一後十分議員の皆さんにご協議を申し上げて、この件について対処していきたい考えでございます。それから土木盤の促進費ですが、これらはすべて需用渋の中で賄っていくわけで、どこどこについて幾らという細分化は今後余りしたくない。総括の中で臨機応変にやっていくのが適当ではなかろうかと。例えば、水一昼塵木線の促進澱に幾らですという形では適当ではない。あくまでもTPOというんですか、それに合った中で歳出していくのが適当ではなかろうかという気がいたします。いずれにしても、そういう形のものを推進するために需用費等もある程度含みを持った中でやっていかなくてはならないと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。それから観光施設の問題でございますが、特に全国津々浦々、リゾート、リゾートという中で騒がれてい-14-
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