じょうほく議会だより 第53号 1989(平成元)年 6月
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多極分散型の国事を形成し、自主的、主体的地域づくりの必要性が明確にされ、みずから考え、みずから行い、地域づくりの率業、いわゆるふるさとの創生事業が新たに創設されこれに伴う財源処置、六十三年度で二千万円、平成元年で三千万円が交付税に上穣みされるわけでありますが、町長はどのように考えておるのか、また、アイデア等一般住民より募集をしておりますが、町民との対謡を基本的理念とする町長発想、町長が述べておりますふるさとは、私が生まれたところ、成長したところそして私たちに安らぎと、あすへの活動力を与えてくれるところであり、そうした意味からも、本町には豊かな自然があり、すぐれた文化があり、どうかこのすばらしい資源をふるさと創生論のもとに再発見し、美しい自然と伝統的文化を残しながら、常北町民が自活できるところを拡大、確保していただきたいと思うわけです()なお、この件について住民の発想を求めることも結構ですが、行政側の考えもあると思うわけで、町長の考えをお聞かせ願いたいと思います。また、住民よりのアイデアについて、どのような方法で選択していくかお尋ねいたします。続いて、土木費について質問いたします。町長は、道路の整術は、地域活性化の根幹をなすものであるとの考えに立って最優先に取り組んでいただいて感謝にたえません。本年度は、待望の北村坂の未改修の部分の予算等もなされ、一日も早い着工を要望するものであります。また上入野地内には本年度、県道ではありますが、水戸茂木線のバイパスの改修、石岡石塚線の改修と、大きな道路問題があるわけで、去る十日の竹内知事を囲む懇談会の席で、水戸土木事務所長も用地取得については地元の絶大なるご協力をいただきたいと述べていましF両た)したが二L、県道であっても地域の道路であり、執行部、議会も全面的協力態勢をとるべきと考えます。そこで若干の促進費が必要と思うが、土木費には全然予算化されていないのであるが、また、県道であっても期成会に促進聾を交付するとか、もつと県と町とが交流をもって促進をする必要があると思うが、この件について町長の対応策をお聞かせください。次に、大型観光施設についてお伺いします。上古内、下古内にかけてゴルフ場、観光牧場などの複合レジャー型の大型エリア開発計画が進んでおり、青写真までできていると聞きましたが本当であるのか。本当であれば、発表して内容を説明いただきたいと思うわけでございます。また、城北カントリーゴルフ場におきまして、水戸茂木線、石塚石岡線の整術におきまして城北カントリー近辺の宅地開発が進み、乱開発を防止し生活環境を維持するためにも、町の指導要綱をつくり進めるべきと思うが、町長の考えをお聞かせ願いたいと思います。最後に、青少年非行対策であります。行政、学校、家庭と一体になって取り組まれ、行政側においても学校の校庭の照明、鎖等を設置され、非常に対策には力を入れておることは感謝をするところでありますが、今後も当町において、少年の非行の問題は走る傾向にあると思うわけでありますが、教員の教育が必要であると思うわけでございます。さらに非行問題は、行政も学校と密にして原因について調査、分析をして対策を考えなければならないと思うが、お伺いいたします。町長平成元年度の予算編成についてでございますが、町長をやらせていただきまして、折り返し点に来たわけでございます。できるだけカラーを出して、町民の皆さんにご協力、ご支援を賜.、”《.』《音]」ざいますが、なかなか財源等々も難しいところがございます。ただ、選挙公約でございます商店街、農工業、農業の振興という中での予算づけ、それから道路行政、都市討画の行政等々につきまして、前任者よりも予算をふやして年次計画でやっていかなくてはならない。どれにウエートがかかるかと申しますと、すべて大事なことでございますので輪それらについてできるだけ予算をつけてきたのが経緯でございます。特に道路行政につきましても、対前年比三千数百万円の増という中で、大変厳しい予算でございますが、これまたふやしているのが現況でございます。消焚税につきましては、法治国家として国の法制化がされたときに、私どももそれに従う、法律に従うというのが建前ではなかろうかという中で、消費税を取り入れ、上乗せをしている一のか現況でこざいます瞳特に町民交流センターについての財源の問腿でございますが、ご案内のとおり布%起償で見ていただきまして、それの償趣元金を交付税で見ていただく、その交付税率が妬%から弱%、それは市町村の財政力指数によって決まる。ただ、私どもの自治体からいいますと、多分弱%くらいの袖助率はつくであろうという考えでございます。設計趣旨でございますがこれはあくまでも町民の常北町の核となるべきもの、文化、それから商店街、人が集まる、そういう核になるものが必ず町にはあるはずだと。その核をつくろうという形で今、取り組んでいる次第でございます。これは議員さん方もご存じのとおり、常北町の中心地をどこにもってそれらの核にするか。旧専売公社の跡地を利用した中で、当然進めるべきだろうという意見の一致を見、ご理解をいただき、さきの定例議会におき-13-

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