じょうほく議会だより 第53号 1989(平成元)年 6月
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くイベントとして大いに役立つのではないかと考えております。この予算につきましては、全部振興機織の方で持ちますので、今のところ聞いているのは約二千万円位の、一日でお祭りをやると聞いております。金額についてもやがて具体的に出ると思います。三月定例が終わりましたら、すぐ打ち合わせに入るということで報告を受けておりますので、中身の濃いフェスティバルにもっていきたい。そのほか自主財源の問題に入りますと、自分たちの財源ばかりではなく、第三セクターなり民活を利用した中で、この町の開発を図っていかなくてはならないと考えております。そういう意味を十分踏まえた中で元号も改まった平成という中で、当町が発展の記念すべき年であるよう執行部一同頑張る所存でございますので、何とぞ織会の皆さんのご協力も切にお願いしたいと思います。去る一月七日、昭和天皇が八十七年の生涯を閉じ、崩御されました。戦争、敗戦、復興と激動の時代を歩んで波乱に満ちた時代を去られたわけでございます。ご葬儀は国葬として厳かに行われましたが、まことに哀癌のきわみであります。歴代天皇の中で最もご在位が長く、また、国家、国民のために最もご苦労をいただいたことは、私たち心に深く焼きつくわけであります。我が国が戦後の混乱の中から立ち上がり、平和で経済発展を遂げたことは、これひとえに日本国の象徴として、国民の中心となり幸せと繁栄を図っていただいた昭和天皇に心から裳悼の意を表しますとともに、ご冥福をお祈り致します。まず初めに新年度予算案についてお伺いいたしま玄松崎町長就任以来二年が経過し、今期が折り返し点になるわけでありますが、若さとすぐれた行動力等に‐よ、各分野に至って種極的に施策を展開し、いずれも順調に進捗しており、まことにご同慶にたえません。特に町長の得意とする道路の整臓については、年度途中に予算の地額補正までして、商店街の活性化を図るためカラー舗装を初め、主要町道の改良等にそれぞれ大きな成果を遂げたことはまことに喜ばしいことであります。さて、新年度予算に、消費税の導入等により大幅な声一…税制改革が行われ地方財政榊造も大きく改善され、いずれも税収の好調に支えられ、各市町村とも大分大型予算化を編成されたようであります。本町においても、町発足以来、初めて三十億円を超える超大型予算が編成され、町長のやる気流々の姿勢を大いに歓迎するものであります。しかしながら、町民交流センターの建設を除くと、ほとんど前年同様の予算であると思うわけであります。就任以盈詞唾軍芦轄謙一‐hlLh嵩頁ー琴L詮一一=:、ぃニーーゅ.‐111号線安渡地内一善一垂次の一管輩淫二錘《松崎カラーを出すべきと思います。町長は、どのような考えなのかお伺いしま寵なお、交流センターの建設費の財源は地方償と繰入金であると思われます。したがって総予算額がもっと伸びてしかるべきと思うが、町民交流センターの建設に備えて、一部財源を留保しているのかお伺いします。町民交流センター建設によって町民は、観客の立場でなく、町民の殿堂と考えられておるわけであります。町長の考え、また、設計等はどのようになっているかお伺いします。次に、人件費についてお尋ねいたします。給与等総額で六億三千五百万円、前年に比べ二千万円増であり、町税より多額の税金で人件喪を払わなければならないわけであります。財政力貧弱さがわかるわけでございます。人件費は、何よりも優先する義務的経費でありますが、できる限り節減に努力されるよ戸【要望したし蚕そこで、三月末で四名の職員が定年退職されると聞いておりますが、欠員補充を行わず、定員減のまま住民サービスも低下させないで対応するような執行部の考えがあると闘いでおりますが、そのような考えで、ぜひとも行革、そして効率的運用を図り、十分検討し行政執行をお願いしたいわけでございます。ここで申し上げたいのは退職される四名の方、人件費は少なく見穣っても二千万円になるわけで、前年の給与費に比べ二千万円の減になるのが、二千万円の増になっているのはどういうわけか、どのようになっているのかお伺いします。さらに、一番節減すべき旅費、需用費と合わせて二千二百七十万円前年に比べ増額されていますが、なぜ地額されたのか、何とか前年同額程度に抑えることができなかったのか伺います。次に、ふるさと創生事業についてお伺いします。-12-

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