じょうほく議会だより 第49号 1988(昭和63)年 6月
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←たしまず常北町内の花壇は、環境美化、花いっぱい推進運動等で各花壇ともそれぞれボランティアで手入れをし、美しい町づくりに役立っております。その反面、それぞれの団体の人数の減少により、手入れのできない花埋も残念ながら見受けられます。例えば、常陸太田・笠間線と国道一二三号線の交差する石塚地内の花壇においても、老人会では管理ができずに、荒地のまま放置してあるのが現状でございます。この地内は目抜き通りでもありますし、交通量も多く、非常に目立つところであります。町の美化運動の一環として設置され、道行く人々の目を楽しませてくれる花壇ではありましたが、今後どのように保守するのか、あるいは現状を見直しまして、別な利用方法を考えてはいかがなものかお伺いいたします。都市計画についてお伺いいたします。現在、本町でも幻世紀を目指した住みろい町づくりのためにということで用途地域の指定がされるわけでありますが、質の高い居住環境を図り、乱開発を防ぐ上でも早急に用途の決定を願うものであります。しかし、用途指定前の駆け込み的な申請について、どのように指導対応していくのか、また、用途指定前に申請され許可になったものの有効期間については、いつまでなのかお尋ねいたします。今回、一四七ヘクタールの用途地域から外れた区域において、いわゆるミニ開発行為等が予想されます。特に、南行、那珂西方面は町道の整繊が進んでいる現在、このような開発に対して行政としてどのように対処していくのか、町長の考えをお聞かせ願いたいと思います。町長やまゆり荘の管理運営についてですが、昭和六十二年の四月に料金改定を行っております。今ま【』での料金でなくて.町内のお年寄りの方に、もう少しサービスしてはどうだという意向の中で、いろいろなご意見の中からそういう形で改正したわけでございます。六十三年度の予算編成の上で、去年より歳入が落ち込んでいるのは六十二年度に岩瀬城ができて一時落ち込んだ傾向がございますそれらの実績を踏まえた中での六十三年度予算を編成しましたので、去年より歳入面が落ちていることになっております。ただ、企業努力ということで、私どもも、老人センターやまゆり荘に大勢の人が来ていただいて、憩いの場を提供したいということで考えております。その中の施設をどのように拡充したり、また充実させるかという中でいろいろ検討しておりますが、なかなか決め手がございません。社会福祉協議会に業務を委託しているわけでございますが、社会福祉協議会の人件費節減、又業務を十分見た中で、住民課がその中に入っても対応できるだろうということで、スリムな体質の中で委託の方の節減も図っていきたいと考えております。最終的には、やまゆり荘もふれあいの里を含めた開発公社という形の中で委託していくのが一番いいだろうということで、模索している最中です。担当課長にもどういう形が一番一ベターか、それを今、提言しているところでございます。今後の総合計画の中で、位置づけしたやまゆり荘の利用の仕方というものを当然考えて、今は単独であれだけありますが、その一連の中で解決していけば運営公社のような形でやってくれる人が出てくるであろうと考えております。完成した常北中LL教室視察夏の利用時間の延長という問題についてはアンケi卜を取って、その繕果が今出ておりますので、ぞれを踏まえた中で十分検討していきたい。延長することによって歳入歳出のバランスが難しいということもございますので、今後十分検討し、夏に対応していきたいと考えております。また、入場券の簡便化についても、徴極的に考えてやっていきたいと思います。老人が多いわけですから、それに対応できるような形でいきたい考えでございます。花壇の保守、手入れでございますが、当町は各区長さん、また皆さんのご協力を得て、至るところに花壇ができ、大変きれいになってきております。今後ともそれらを強化していきたいという考えでございます。その花壇を通じ、地元の皆さんが心の融和という中で寄与して、作業を通じた中で対話をしていくということは非常に有意畿な行政の-29-

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