じょうほく議会だより 第49号 1988(昭和63)年 6月
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い町づくり実現のために全力を傾注し、確実に成果を上げていることは、町民各位も認めるところだと私は信じております。町長は昨年四月より町長へのたよりを発行し、広く町民の声を行政に取り入れて町勢発展に努力をしておりますが、今までに、どのような声がどのくらいあったのかお聞かせ願いたいとー害零舞思います。また、本年度の予算にどういう点が取り入れられたのか、あわせてお伺いしたいと思います。識会に対しても何かご意見があったかと思います。これからの議会活動の中に参考にしたいと思いますので差し支えがなかったならばお聞かせ願いたいと思います。p鷺El高令者の検診r可後継署問題に(」伺します。今年度の重点施策で結婚相談員制度を見直し、施策の具体化を図っていくということですが、具体的にどのような}」とを実施するのかお聞かせ願いたいと思います。町長市町村合併についてでございますが、先のいはらき新聞にも出たとおり、常北町が合併して三十二年時代の変遷の中で、再合併という問題が当然出てくるであろうということを考えております。難しいのは、私たち常北町が水戸の方に含まれてやるべきか、現広域行政組んでいる四ヵ町村でやるべきか、それらを恢重に対応しなければならないであろうと考えます。ただ、あってはならないことは、例えば町長、町の四役、雛会議員の皆さん、その一部の方のエゴで、合併が促進できないということであってはならない。あくまでも町民の合意形成の中で、そういうことを考えている住民が多い場合には思い切った形でやらなければならないであろうと考えます。町発展、住民のためを思い、勇気を持って行動に出なければならないという考えを持っております。つくば市の合併を契機に市町村の再編成という波が確実に今きていますので町を通し、また議会を通して合意形成を図っていかなければならない時期にきたことも揃感しております。職員の採用でございますが、この問題につきましては、現在は昭和五十九年の四月一日に施行になった条例で定数を定めてございます。定数条例というのは最大限を決めたもので、いかに削減した中で対応していくかということを要求されております。それと、都市計画、下水道が入ってきた場合に事業量が相当ふえますので、職員の役割分担というのもそれなりに多くなりその場合に議会の皆さんにF一吋ご提案し定数条例をどういう形に持っていくのか、それらも織論を呼ぶところではなかろうかと考えております。現実的に、今年はございませんが、六十四年以降、定年で退職される予定者の補充でございますが、何が何でも減らしておいて絶対採用しないというと、ある世代のときに、年代の間隔ができて、非常に行政執行上まずい可能性が出てくる場合があります。そういう意味からも、職員採用については公募を原則とした中で適正な採用をし、職員を指導育成していかなければならないという考えを持っております。採用の場合に、目的はどういう形でその職員を採用するのか、定数条例があるから採用するのだという考えではなく、必要なおかつ将来を見込んだ採用方法を取っていく中で、人数が決まってくるものであるという考えを持っております。自治会の見直しでございますが、自治会に(仮ては昔からの慨例に従って組んでいる自治体、例えば、本家が入っていたために分家しても離れてある自治体に入っているという弊害もあります。しかし、自治会というのは、地域行政の末端ですので、お互いにうまく連携し合っていかなければならない部分もあり、二十軒ぐらいが理想だと思いますけれども、その枠にあまりこだわるごともないのではないかと考えております。都市計画の実行によって、どういう形に編成されるかこれらも住民の皆さんのご意見を聞いてやりやすい自治会を形成するのが一番ベターであろうと考えます。区長会の方に再編成が妥当であるかどうか諮ってみる必要があると感じております。執行者としては各自治体に入っていただいて、区長さん、自治長さんを通じた中で行政の末端まで、指示伝達ができ、それらの意見が吸収できるような態勢を-27-

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