じょうほく議会だより 第49号 1988(昭和63)年 6月
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える必要かあ馬『と恩します。なお、審議会につきましても、当然、長の諮問機関であったり、いろいろな関係の諮問機関の中での人員総成があて職的なものでなく、本来の機能を果たすべき人選をし、それらの中で活躍ができる場をつくらなければならないであろうと考えます。毎年、決算になると不用額等々が生じてまいりまして出聴メンバーを見局と意外とあて職が多いところがそういう形になっていることがございます。六十一年度と六十二年度を比絞いたしまして、その実績報告を議員の皆さんにもご提出し、我々も十分検討して、それらを踏まえた中で勇断をくだして、それらの統廃合をしなければならないと考えております。六十三年度予算につきましては、できる限りの人件災とかそういうものを検討して予算編成した経緯もございますが、まだまだ足りない部分等も多くあろうかと存じますが、かかなか一度↓き一もるものについて切るというのは雑かしい面もございます。しかし、勇気をもって決断をしなければならんということを考えておりますのでその節にはお力添えのほどをよろしくお願い申し上げます。森林保護と水焚源の確保でございますが、今、世界的にも森林育成という環境保全が大変叫ばれているところでございます。地球の更生そのものを、国連等でも問題になり、今、皆さんが使っているスプレーのフロンも大気のオゾンを汚染するということで日本も国連の環境保全の中に加盟し、フロンガスの使用等についても規制をするなど新叩等にも騒がれているとおりでございます。それらを含めた中で、森林行政の果たす役割も、当然言われて久しく、当町におきましても、施政方針で述べましたとおり、六十三年度は五月上旬には営林署の主催によりまして植樹祭を催すF一コ寧私毛もも種極的Iそれらを取り入れて、常北町始まって以来の植耐祭を契機に、毎年植樹祭を催し森林に対する認識を深めていくことを考えております。森林の果たす役割というのは、もちろん、潤いばかりではなく、現実的には水資源の確保等の問題もあると思います。今日叫ばれている木材の需要等においても、外国産に頼っている割合が非常に多く、国内産の育成という中でも当然問われるわけでございます。械物というのは、気候に合ったものを使えば一番長持ちもするし、バランスのとれた需要と供給ができるわけで、今日の日本の置かれている立場においても外国の木ばかり使っているのは決して良い行政ではなかろう。また、それらにも、地方自治体が力を入れていかなければ、当然そういう形はできないであろうと考えております。五月の植樹祭を契機に森林行政に対しても指導育成していかなければ歴←汗←こ考一へ一おhまず。もちろん、森林組合の問題につきましては、非常に難しい問題でございまして、現実に溌北町と桂、御前山の三町村で形成しているわけで、私たちの役場にも農林課というのがあり、どうしても広域でやらなければならない松くい虫の駆除だとかに対しては、一自治体ではなかなかできません。そういう意味で組合を通じた中でやらざるを得ないのかということを感じますが、行政が助きやすい体制の中でやっていくのが一番ベターであるということで、森林組合についても、今後問題になるであろうかという気がいたします。なお、常北町の水資源の確保ということで、ため池五十六カ所の整耐が整っているかというと騨決してそうではなく、そのため池が農業用水または単なるため池としての存在等もございます。今後、水資源の確保という中で、那珂川、藤井川、西田川の中で、藤井川一I水利権に(上I水戸研と常北でいっぱいでございます。那珂川についても、今回の緒川ダム等の間迦において、最後の水利権ではなかろうか。先ほど答弁しましたように、那珂川農業用水の水利権という問題も出てくると思いますが、今のところ緒川ダムの二千七○トンが最終の事業であろうと、今、約二億八千万円予算計上した中で水利権確保するわけでございます。ただ、今後常北町の人口が一万五千、二万人となった時にそれだけで誘要に耐えられるかと問われれば、決してそうではない。そうすると、残された河川というのは西田川で、その西田川でも小坂のダム等が今度は大きくクローズアップきれてくるであろう。それ一わの中でダム形成となり、唯なる農業用水ばかりではなく水資源、飲料水等々も十分考えていかなければならんと考えております。今、溌北町のため池としては而種七万八千平米、水としては八万3と計算.憲なこおります。しかし、未曾有の渇水という中で、二月には降雨最が九ミリ、那珂川の上流の種雪が例年の五○パーセントくらいという報告を聞いております。去年異溌渇水という中で、二月に降ったのは二十一ミリでそれよりも大変悪い状況になっています。去年は五月十四日に二十何ミリの雨が降ってようやく田植えに間に合ったというか相当問題にはなったのですが、それ以降は渇水がなかった。しかし、今年度は徽雪も例年の五○パーセントと悪く、先般、那珂久慈流域の関係市町村、栃木県まで入って渇水対策協議会を建設省の常陸工事覗務所主縦であったのですけれど、その節も私の方からお願いして、土地改良等々、十分連携をとって五月の連休の田植えに一度にこないように対策を取ったらどうかというご提案をしたところ、二、三日前にそうい入蕊があったようでございます。-2()-

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