じょうほく議会だより 第49号 1988(昭和63)年 6月
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二も言葉孝冨へば」れが公平なのか冷静に判断し財政を伴う施策でございますので、慎重に対応しなければならない。例えば一個人が困っているから一千万とか二千万、或いは億の金を使っていいのかというと必ずしもそうではない。財政負担の限界ということの中でいろいろな形が生じてくるであろう。いずれにしても、自治体というのは、一つの自治体で生存しているわけではなく、他町村との関係等も十分審瞳した中で考えなければならんであろう、それも一つの要因であると考えております。その地域の人におければ、利用している人にとれば、何が何でも確保したいというのは当然の願いである。しかし、それを継続することが町発展、地域発展につながるのかというと決してそうではなかろう。やはりもう一度ゼロに戻した中で再考し、それらを集約した中で結論を出していかなければならないということを老ハーム”圭二再一雨上げますが、財政を伴うことでございますので、十分にそれらを考えたいということを考えております。また、六十三年一月一日から施行になるわけでございますが軽ゴルフ場を二カ所作ってもいいという県条例が変わりました。上古内の方にも用地問題が上がってきておりますが、単なるゴルフ場だけではなくて、町全体の開発行為の中での位置づけをしなければならんであろう。ゴルフ場をつくったからその地域が発展する、もちろんそういう要素もあると思いますが、やはり総合計画という中に、そのゴルフ場の位鐙づけなりを見出していかなければならんであろう。というのは、県条例からいえば、最後のゴルフ場になるわけでございまして、これらの常北町の位置づけ、それを十分慎重に検討し、町発展につながるようなことを全体のバランスの中で考えた中で結論を出したい一皿《夕一語一国一一一犀一一一■一一一一{一m■二一弐一一一■一一》一一一一の一般行政についてお伺いいたしますが、総合計画と率業実施についてでございます。本町では、昭和四十四年九月に町議会において、第一次常北町総合計画が審議され、その後、常北町を取り巻く経済社会情勢の急激な基調の変化を初め、町民の意識の変化、行財政制度の改正等からして、総合計画が現実の経済社会の動きと相当隔りを示しているとして、常上町第二次総合計画基本総想を昭和五十四年十二月議会で可決したのであります。五十五年から五十九年までを前期、六○年から六十と心・三嶋とを考え託、まず現実的には、上古内とが古内地域、小松、那珂西の一部ですか、それらを含めた開発という、常北町の総合一一癖一一一一ユニー「一一■』一一四》一一』圭唖畢一■一口|■旧■一一■■■■吋到一宰醒雫一ます。後期懇本計画最終年次を昭和六十五年としておるところでございます。本年度は計画実施のためにどのような執行をなされるのか、まずお伺いをいたしたいと存じます。首長の諮問に答申したこの総合計画を行政は最大限に尊重し、執行しなければならないと思われます。本計画どおり執行されている事業、執行を先送りになっている率業、また、取りやめになっている事業等についてお伺いをいたします。現在、急速に変化している社会情勢に対しても、この基本計画どおり最終年次まで進められるのか、また開発としう位置一一Fをした中でそれらを対処していくという考えでいるところでございます。一一一毒》己(一ユ凸版【一H|唾四F■一一》一二一汗》一〈一一一一一聖}■}一』一恥畠哩■一』』協議する考えがあるかどうかをあわせてお伺いしたいと思います。続いて、諮問機関の見直しについてお伺いをいたします。本町では、町長の諮問により、委員会、審議会、そして撚蟻会といった付属機関が三十数余も設置されております。設置に当ってはそれなりの目的があり、必要に応じて会議もなされ、効果をなしてきたのであります。そこで、一点目として、三十数余以上もある委員会、審議会、協議会等の諮問機関をこれからもともに設置しておくのか、目的を達したものについては廃止をするなり、統合をするなり、見直しをする必要があると思われますが、町長のご所見をお伺いいたします。次に、森林保護と水資源の確保についてお伺いいたします。本町の山林は国有林六八九ヘクタール、民有林一、○一/一二久々為.ル町有林四十七ヘクタール、学校部分六・四ヘクタール、合わせて二、三四四ヘクタールの而種があります。この面積は常北町総面穣の約四十五%を占めておりま魂松くい虫が県内を、そして常北町を総なめにし、繁殖をして久しくなります。本町の山林には松の大中木の姿を見ることができなくなってしまいました。松くい虫の被害後、国、民有林によっては、スギ、ヒノキを植林した山林もあり、またそのまま放置した山林も相当あるわけでございます。私は、今こそ森林の保溌育成が急務と思われるのであります。森林は経済的機能のほか、水資源潤鍵、自然的環境など公益的機能を有しており、その保全には種極的に取り組まねばならないと存じます。林業の振興を図る必要があると思われますが、いかがでしょうか。生活様式、環境の変化により山林に従事する人が少なくなってまいりました。こ-17-
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