じょうほく議会だより 第49号 1988(昭和63)年 6月
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城北共同放牧及び衛生一部事務組合、城北地方農業共済一部事務組合の三つの事務組合が合併、四月一日から新たに城北地方広域事務組合が発足することが決まったわけであります。三事務組合の合併によりまして、事務の効率化が期待されているわけですが、執行経費の節減、雛務処理の効率化など、地域住民の期待は大きいものがあります。当分は、事務所を今の公民館に置き、協定書には城北衛生センターの隣接地の片山のごみ焼却場の跡地となっております。管理者なる町長は、この薙務組合の事務所の建設場所を片山にするのか、また、別な腹案があるのか、お伺いいた反面整理事業による家屋の移転(勝田市内)一し尿処理施設も、上泉地区住民との覚書により十年後は移腫するということですが残すところ二年余となったわけですが、どのようなお考えをお持ちですか、お伺いいたします。茨交バス石塚・茂木線について伺います。この線は、職後、東野バスが運行開始され、その後茨城交通に移転されたもので、当時、このバス運行には各関係町村並びに先輩雛員等の熱心なる協力により連行なされたと聞いております。当時としては、今のように車がなく、最大の交通網として大変重要だったわけでありますが、一軒一台以上の車時代になり、利用客も減少していることは事実でございますが、地域住民にとって、特に老人・婦人・学生等の利用者は、今までのように運行してほしいという要望が非常に大きいわけでございます。六十一年度より、国県各関係町村で舗助を出し、現在のように運行されておりますが、本年度が一応、袖助最後と聞いております。町長としては、さらに継続していただくよう、国・県並びに関係町村と締し合い、最善の方法を考えていただきたいと思っております。老人、病院の通院者ばかりでなく、高校生或は中学生にも大きな影響を及ぼし、文化社会に大きな問題であると思います。ぜひとも町を挙げて連行確保に取り組んでいくべきだと思いますが、町長のお考えをお伺いいたします。最後に、上古内地区の開発等についてでございますが、昨年十二月十八日、県のゴルフ場にかかわる土地開発事業の取扱方針が改正されたと聞いております。そこで、町当局としては、ゴルフ場建設につ里L種極的に協力するのかお伺いいたします。町長四番繊員の総括賀問にお答え申し上げます。私も町長選に立候袖した公約でございます活力あるr一可町》・し形.・一正一年一生懸命やらせていただき、今後も、その公約どおり、その実現化、具現化に向って努力していきたい考えでございます。地方自治の独自性の中で町民一同また執行者、談興さんともども町の地形、特異性、いろいろな条件のもとに試行錯誤し、私たちの町が将来とも末長く発展し今後とも町の将来にわたる計画、それらが間迷いない方向に位置づけ、それらを着実に進めていくことが、将来にわたる私たちの町の繁栄につながるであろうと確信しております。今回の予算の組み方の基本方針でございますが、限られた財政の中で、最大限の効果があがるよう組んだ次第でございます。まず、活力ある町づくりの基本的なものは何かということを考え翰一にも二にも、生活に関係する道路を優先に考え、去年からその事業量をできるだけ増やし財政の確保をしながら進め一一L《仁一ら-4ざLます。生活水準も上がってきまして、住環境の鍵術というのは、単なる道路だけにとどまることなく、住民の要望も多様化しておりますcしかし、華本的であるものをまずクリアして、それらのものに対応していく必要があるだろう。また我々も国県の行政施策を十分把握し、なおかつ、私たちの町が対応できるよう、それらのことを的確に判断し、将来性をかんがみ、いち早く事業を取り入れることも必要である。茨城県八十八市町村の中で県や国が施策を打出しても一番目にやるか八十八番目に順位を持ってくるのかで大変住民の皆さんに対する影響が違うわけでできるだけいいものについては、いち早く情報をキャッチしそれらに対応していくことが必要ではないかと考えております。ご指摘のように、幻世紀も間もなく来るわけですが-15-
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