じょうほく議会だより 第49号 1988(昭和63)年 6月
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行一幸お湯に入》|L子のままでいいのではなくて、自分たちが主体性を持った何かをして、町民としての自覚をもち、人生の中の役割というものを再認識していただく場を我々も提供しなければならないということを考えています。八点目の十万原の問題ですが、残念ながら県から正式に、候棚地としては断念してくれという形で、県の方から私どもの方にまいりました。常北町民にとりまして、県庁問題の中で我々も用地というものを持っているという認職をいただき今後それらを契機に土地利用というものを、また、町の持っていき方を、大いにご論議いただける場もできたであろう。県庁というのは、茨城県民二七○万人と、今後の発展性を考えた中で位謹づけし将来にわたる県の中心地として位置づけしなければならないであろう。それには将来性のあるところを選ぶのがリーダーとして一番ふさわしいのではないかということを申し上げてきた経緯もございます。いろいろな用地が候補にあったようですけれども、今でも私は十万原は最適地であるということを考えておりますが残念ながらその考えは受け入れられなかった。それについては、いろいろな考え方はあると思いますが、本来、今後のことを考えれば一番用地があって、環境的にすばらしいところに持ってくるのがベターだ、という考えを今でも私は持っておりますが、県の方の裁定でございますので、いた仕方のないところでございます。だからといって、その地をそのままにしておくわけではございません。先日も、水戸の市長さん並びに、いろいろな方と合って話をしておりますが、河和田団地みたいなこともどうだろうかなと話をしていたようです。又、もう一つ大きな問題は、那珂川沿岸農業用水議業、これは農林省を通じてやるわけですr~~Tヨがその受益地I入ると将来とも難しい問題がございます。それらも織会の皆さんとご相談申し上げて、常北町の位置づけという中で長期的な展望をよく見据えて、参入するかしないかまた、参入して幾業振興をしていくべきである●のか。それらも十分検討しなければならないであろうと考えております。いずれにしても、長期にわたる発展性の中で、ここ一、二年というか、もっと極端に言うと、ことしの上半期くらいに結論を出さなければならない問題であるのかということも考えております。将来にわたる施策の中で、今、まさしく分岐点に迫っているのではないかという気がいたします。大変難しい問題であると思いますが、将来にわたる一つの大きなコンセンサスをつくって、住民の皆様のコンセンサスをもって、対処しなければならない、今その時機が来ているのではなかろうかとそう考えてお、まず四番議員通告制による総括質問をいたします。松崎町長も、就任以来二年目を迎えたわけでありますが、いよいよこれからが本当に町民が望んでいる行政的手腕と行政努力が大きく問われることになると思われます。町長が施政方針の中で、町民との対話を政策の第一の柱として進めてきたが、今後はさらに対鰭を通じ、地域住民の主体性、創造性を啓発し、かつこれを尊重しながら、活力ある住みよい町づくりを進めていくということですが、まことに結構なことで大いに期待するところであります。六十三年度町予算案を見ますと、それらの中身のもつ意味は大きいものがあります。私たちの暮らしに直接あるいは間接的にさまざまな形でかかわってくるわけで、この一年はもちろんのこと、将来に向っての常北町の方向が盛り込まれているからであります。戸一般会針のヨ初二算は二十四億二千九百八十万円で前年対比六・四%の伸びを示しており、国と同一基調により経常経費の節減を図り、行財政改革をさらに推進するという恭本方針のもと、大変ご苦労をなさっているようでございますが、戦後四十三年を経過し、我が国の社会経済情勢は人口の椛造の高齢化、国民の価値観の多様化、国際化、高庇情報化の進展など、さまざまな面で大きな転機に直面しております。これらの変化に的確に対応しながら幻世紀を展望した個性豊かな活力ある地域社会を築くことが強く要諦されているわけであります。そこで、町長が予算編成に当たってみずから示した基本方針は何であるか、お伺いいたします。また、不時の支出に耐えて留保財源を準嚇しておるかどうかお伺いいたします。都市計画についてでありますが、本町都市計画も昭和五十六年三月九日で指定寺r一/○隼四月県の都市計画の指導を受けながら、用途地域の指定だけでなく、一体的、総体的な都市づくりを目指しやつと今年四月、用途地域及び都市計画道蹄の計画決定、告示、さらには地域計画の説明並びに七月をめどに知事の承認、そして決定垂巨示と、いよいよ型世紀に向け常北町の住みよい明るい町づくりのためスタートするわけでありますが、本当に大変な率業であり、町長初め執行部、我々議会ともども努力しなくてはならないと考えております。アンケートの澗査等においても、将来の町づくりについては下水道の問題、幹線道路の整術、公園等の整備の要望が非常に商いわけであります。非溌に大変な事業とは思いますが、今後常北町の十年後、二十年後を考え、都市づくりのため糟一杯努力していただきたいと思います。次に、常北町他四町村で構成する御前山国民宿舎、-14-

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