じょうほく議会だより 第45号 1987(昭和62)年 4月
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ては六%も日本は失業率を出した経緯等もございます。かっての商度経済成長下においては、○・五%から一%、完全雇用という中で経済が推移をした事実がある。それが現在三%、六十四年度は四%になる。六%になれば最悪の状態であると言われているわけであります。これが経済の動向の指標であると言われているわけであります。そういう中で、町長は当初予算を二十二億八千三二八万円という一般会託予算を私どもに提示をしてあるわけです。。その内容というものを見ると、町長は説明霧の中で町長就任当初でございますから若干の余裕財源をもって、町長がいろいろご公約なさった問越の処理のために、いわゆる政策的経渋として若干の留保財源を持っておるということが説明をされておるわけでありますが、一」の留保財源は幾らほどなのか。町長は、これらの財源をどのようにお使いlか、たしのか』L〕」も聞いておきたい。また、これは一・九%どころか、最終的には昨年を実践予算では上回ってくるのではないかと見られます。いわゆる人件費を含む経溌経費というものが本年度は十五億五千二七二万円、前年度は十五億三千余、したがいまして比較しますと二千二六○万円増。なおかつ投資的経渋を見ますと、六億四千六七八万七千円、前年度は七億二九○万円であります。したがって、本年度は投資的経蛮は五千六百.万円の減少を来たしている。人件費を含む経常経費で、二千二○○万円増加を来たしていくということであります。ご承知のように、町民税は五億何千万円という数字であろうかと思います。ところが人件費というものは俸給やあるいは人のために伴う経費等を含めますと、恐らく六億。一般財源の税金を町民税を上剛る経費であるということとつながる席~、わ峠です財政とtものを兇ていくときに、町長は先ほど米公約をされ、これらの公約を実現するために施策の具体、具現化を図りそして公平・公明・公正をモットーにして、町民一万一千の皆さんと誌し合いをしながら、その施策を進めるという町政の基本的な姿勢の中で、このような財政というものを、今後五年後に据え置いて、単純計算をいたしますと、この財政の形態はどういうふうになるのか。ひとつ執行部の方では計算をして、私にわかるように説明をしていただきたい。そういう財政の見通し、行政の手法というものは、財政の見通しが立たない中でいかに立派な政策とその施索の実行を図ろうとしても、それらの裳付けが予算でありますから、それは私があえて申し上げるまでもなく、絵に描いたポタモチであります。今後、常北町が進駿をする中で、これは大きな問題になると思います。『汗一己一のため’’一粁の家でも同じであります。収入をいかに増やして支出をいかに減らして、減らすと言っても飯を食わないでいたのでは困りますから、肱いっぱい食べて、いわゆる合理的な節減というものを図っていくのには、どうしなければならないかということが、これからの最大の課題ではなかろうかと思っております。これらの問題を把握できなくて、いかなる立派な意見や政策というものを掲げても、それは不可能ではないかと考えているわけであります。なおかつ一霧大率なことは、義務的経澱の中で、公俄費の堀大ということが著しく、今日、その財政の中にあらわれてきているわけです。ご承知のように、国においても、財政再建のためには国の債券を増発しない、それが財政再建の前提なのだということがいま言われているわけですが、一方学説的には、餓気の浮揚はいわゆる日本賛拡圭〈以外l←辱〃←しことが言われているところであり、極めて財政再建と餓気の浮揚の施策は非常に難しく、矛漏することがあるということを感じているわけです。私どもの町における借金は、町民一人当り一体いくらあって、それらの借金をいつの年次が一番返さなければならないのかが長畑返済であります。こういう財政兄通しを立てて、施策の確立というものを図っていかなければならないnこれは、人件賛の増と公俄炎の噸大というのは、極めて密接な関係があるわけであります。これは執行部においては十分把握して施策異現実行に当ってほしいと思っているので、これらもあわせて尋ねておきたいと思います。これがはっきりしておきませんと、町長が細々と述べられておる農業の振興であるとかあるいは商工業の振興、観光問題、郁市計画町道の整術、町営住宅、消一肋防災設肺の盤肺交通安安、豊かな福祉の向上と雌康の増進、教育文化の向上ともろもろの施策の実行に大きな支障を来たしてくるであろうと考えられるわけであります。従って、町長自身も、私どもと同僚時代に行政改革、いわゆる鐙も少ない経費で鐙も効率的な行政をやるには、どうあるべきかということは、町長自身も端日頃力説をされてきたわけであって、町長という最も責任重大なる立場において、どのように実行されていかれるのか。これは、役場内における定員の問題、すなわち組繊・機推の問題、さらに突っ込むならば職員の教養、訓練、資斑的な問題まで波及するだろうと考えております。頭数だけでは現在対応はできません。そういう問題等に対して町長はどのような考えでおられるか。私が冒頭に申し上げましたように、町民として大きな期待をかけるのは、町長は二十九歳。四○歳という-9-

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