じょうほく議会だより 第45号 1987(昭和62)年 4月
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福祉I(L一.でこざ←ますが、福祉というと、一般的に高齢者という形でとらえがちですが、社会福祉という面から見ると、老若男女すべての中で展開しなければならない問題であります。今、老人の医療問題、国民健康保険の問題等に、国・県挙げて種極的にとらえても、現実的に高齢化社会の中では、保険制度そのものを抜本的に考え直す時期にきていると思います。社会福祉については爾幅広いものがありまして、教育行政の中にも社会福祉の予算があります。そういう意味では、幅広い行政の中で、これをやりますと言っても、ひとつひとつについては、老人保健とか国民他康保険以外は問題が小さくなってしまうので、社会福祉を軽視したわけではないので、積極的に問題をとらえて解決に向かっていく所存でございます。売上税問題についてですが、税そのものを抜本的に見直す時期であることは事実でありますので、国家財政が、非常にいろいろな問題で大変な時期にきている現在、国民があって国家があるわけですから、国民ひとりひとりの意識の問題としてとらえ、一番いい問題解決策をもっていかなくてはならないと考えております。今回の歳入の方で、売上税を計上いたしましたが、私の考えの前に、地方自治の中で、県の指難機関がありますので、地方課の指導という形の中で、予算を編成しました。政治は、最終的には結果でございますので、私たちが今、大人として自分たちの子供、孫にすばらしい町づくりをして進産を残してやれるか、これに尽きると思います。戸三番識員まず、広域行政についてですが、これについては、和牛主産地づくりを基本に始まったわけでありますが、その後、環境衛生処理場、ごみ焼却場と付け加えられ、非常に苦難の道をたどりましたが、その成果を上げてきたわけで玄そういう中で、その後、国民宿舎、共済事務組合という問題が広域化されていったわけでありますが、行財政改蕊という問題を十分考慮に入れ、お互いの力を合わせて、少ない経黄で目的を達成するという、広域行政の大きなメリットがあるわけでありますからゃそれぞれの三組合あるいは、今後広域化されるべき諸問題等々も含め、城北地方単一の広域複合事務組合を設立してはどうかということが出てきたわけであります。後継者のための結婚相談所の設置を共済合併時の条件として、共済組合合併後三ヵ年以内に組合を統合して複合事務組合に単一化するということが明らかになっていたわけでありますが、事務所の場所の問遮、条例設定、許認可等の問題について、共済事務組合の議会においても取り組んで来たわけですが、六千六百万円の事務所建設費用の補正減をして六十一年度の事業から削るような事態になってしまったわけです。・これらの問題については常北町が主体性をもち、指郵的役割を果たしながら、複合顕務組合をつくっていくような形になるだろうと思っておりますが、これはし尿処理場の問題との関連が重大になってくるわけであり、今、白紙に戻している状態でありますが、町長凸歩L一一一二一己■■一一F一一唖]』》》一一一一《《一■一r’一“》■宝(一うに考えていくのか、明らかにしていただきたいと思います。次に、環境衛生問題についてですが、し尿処理場と片山鮒発、上泉との覚書という問題があるわけですがこれらの基本をなすものは十年後に現在の場所から、し尿処理場を撤去するという覚書が存在しているということであります。この覚書が、どういう効力を持つかは、これから検討しなければなりませんが、行政側と住民との約束ごと、これは複合事務組合とも関連するわけですが、町長は、今後どのように考えていかれるのか、お聞かせ願いたいと思います。それから、上泉墓地移転の問題でありますが、これについては、建設省から要諦を受けて、上泉地内の那珂川に堤防築堤がなされたわけですが、その際、五十数名の方の墓地が堤防の外(河川敷)に残ってしまったという問題が生じたわけ己鳳一》ご■』西一一串》一一}r一四一】一一一一r}《申一》一躍暇FrF一一■■ては、関係者からいろいろな陳傭なり意見が、町・議会へ寄せられてきましたがちょうど、町長選挙時期であったため、この問題は、一時凍結をすべきが妥当だろうということで、現在に至っているわけです。溌会としても、前町長の意向は承っていたのですが、新町長としては、この問題を、どのように円獅に解決していくか、お聞かせ願いたいと思います。次に総合計画の問題ですが、常北町の経済の支柱をなす農業、商工業の活性化を図る意味合いにおいて、一万五千人という目標人口があるわけですが、そのための雇用の場の確保ということも、常北町の活性化の要因をなすわけですが、現在の経済傭勢を見ると、民間資本、民間活力による誘致は困難ではないかと思われます。むしろ、公的機関の誘致という新しい方向へ目を向けていった方が、努力をしてできるならば、可--14-
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