じょうほく議会だより 第45号 1987(昭和62)年 4月
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←かなければならなし力つまり、私たちがいま考えなければならないのは、農家も商人的考え方、経奮という中でそれをとらえていかなければ、なかなか問題解決にはならないであろうと存じます。ややもすれば、いままで舗肋金漬けの中で、国・県からの施策を縫家の中に流していた傾向があるのではないか。もっと問題を種極的にとらえて、本来の農家の指弊育成という形を、もう少し強力に推進しなければならないのではないか。もちろん、その団体でございます組合、農協ともう少し連絡を密にして、本来の挫家の指導育成、そういう形でやっていかなければならないだろうと存じます。確かに、農家を取り巻く識問題はたくさんありますc我々も行政として、横極的に展開し、農家の自立経営ができるような施策をとっていかなければならない。そういう考えでございます。いずれにおきましても、■』勺一一一{昨》》一■一へ一一一王室函即一《■■』一一一■F垂■房一一一済憐勢が目まぐるしく変わっているのも現実でございます。円簡ドル安、それから諸問題についても、まさにいま、世界の備勢をキャッチした中で我々が行動をとり、考えていかなければ時代の波に染り遮れてしまう。まさしく言われているとおりで、商度傭雑化時代その的確な慨報をいかに素早くキャッチして対応していくか、これがまさしくいま求められているそのものだと思います。我々も施策異現化のためにも、穣極的な行動をとらなければならない、そういう所存でございます。それから、施政方針の中で、公平・公正・公明をあえて強調した点についてでございますけれども、あえて。’弓の言葉を並べた理由として、いかに公平にすることが難しいか、それを現実的にやっていかなければならないのだ。つまり、業者を使うにしても、物品一つ賊入するにしても、その声司翌§←一〆も一(問題聾、ざしましょうが、われわれは私的感覚とか個人的云々ではなくて、やはり先ほど申しましたように、活力ある町づくりのためにも、これをやっていかなければならない。例えば、私は四年間議員をやらせてもらった中で、幡員の採用の仕方、それから業者の選定の仕方、その他、町の物品を買う場合の業者の選定の仕方については、それなりの問迩があったのではないか。そういう意味において、あえてそれを強洲させてもらった次第でございます。それから、公約と財政との喪付けでございますが、三番議員もおっしゃっておりますとおり、大変、地方自治の財源が逼迫しております。最終的には、私たちの町がどのようにしたら、そういう公約具現化のためにいくのか、自主財源が確保できるような施策をとらなければならない。あくまでも国・県だけのいろいろな援助だI‐でしな力なかその具現化は難しいであろう。それらの施策の染鋭化のためにも、自主財源がとれるような施策をとらなければならない。例えば、いま具体的に申しますと、春剛、小坂地域にゴルフ場が建設されております。まだ正確には調べておりませんが、そのゴルフ場の利用税その他もろろで約五千万円くらいになる。つまり、ゴルフ場一カ所の建設によって、五千万円、それ以上の税収が見込まれる。単純計算すれば、二つできれば一億円以上になる。それから、いろいろな自主財源の確保の中で、皆さんもご存じのとおり、山林そのものがなかなか生産性を生んでいない。平地でも荒地を地域の環境地域性を見ながら、または都市計画地域性を見ながら、工場、レジャーセンター、いろいろな形でもって、その具現化に迩進し、自主財源の確保の一端としたい、そうい一考募哩写ざLますそれから、現在の起俄でございますけれども、約二十一億七千万円、そうすると人口約一万一千人でありますと約二十万、一人約二十万円くらいの借金を抱えている。そういうのが現状でございます。それから、いろいろな業者の中で、特に先ほど、あえて私の施政方針の中で、公平・公明・公正ということで言いましたけれども、この公平という考え方について、例えば町道整附五ヵ年計画といった場合に、一年目にやるところと五年目にやるところは、四年間の行政の恩恵がなくなるであろう。確かに四年剛のギャップがございますから、これは公平ではない。じゃどういう考え方をすればいいか。これは、松戸の前の市長さん、笠間の市長さんがおやりになったと思うのですけれども、・一年か二年でもって、町道整姉についてはある程度してしまえ、そうすると財源がないわけで一一か偽財源は起鱗なりいろいろな形で借金をしてその借金を今度は町民の皆さんで一緒に返しましょうそうすれば公平じゃないかそういう考え方もある。つまり、公平という考え方の中で、われわれ行政執行者として、確かにいろいろな財源、財政の裏付けの中でものは進んでいかなければならないが、ある程度、将来を見込んだ借金もやむを僻ないだろう、そういう考えを持っております。その他、失業率の問題等もございますが、大変な世の中になってきた。経済憎勢も、日本国そのものが大変な時代に入ってきたということも事実です。おっしゃるとおり失業率が三%。本当に六%になった場合に大変な事態になります。では、私たちの町は一体どういうとらえ方をするのか。それには、先ほど言った自主財源の確保、確保する場合に、その場所には必ず人が必要なはずです。鎖極的な施策を歴開すれば、それ-11-
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