じょうほく議会だより 第41号 1986(昭和61)年 5月
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行政改革に対する考え方は十一番議員昭和印年度の予算編成について町長の考えをお伺いしたい。まず歳入を分権すると、町税よりも人件費の方が上回っており、歳入の増加する努力がいま一歩、今後の課題としてあげられるのではないかと考えられるわけでございます。歳入増の問題に対してはいろいろの施策があると思われますが、人口期の問題・工場誘致の問題を加味した町民税の増対簸を今後どのように努力をして行くのか伺いたい。また、大海町長最後の総仕上げの年と銘打って予算編成に臨んだものと解しているが、私は昨年、町長に対し年々人件費の噸嵩と義務的経徴の増大等により、本年も厳しい財政環境に置かれており、経常的経費の削減を図っていただきたいと予算要望を提・出vたしておりましたが、茨城町では昨年行革推進委員会を組維し、職員の給与の問題、財政全般にわたった問題、組織の統合の問腿等審難されその結果が町長に対し答申されたと聞いておりますが本町では、どのように行革に対し町長は考えているのか、この点について考えをのべていただきたい。続いて、人材配置の問題でありますが、本町でも専門的な技術職員が不足している現況を考えれば、県の人材と交流するとか、他の地方自治体と交流するとかあるいは、企業から優秀な人材を頼んでくるとかして都市計画あるいは下水道整肺の問題に対処する必要もあると思われるが、町長の見解をききたい。町長町税よりも人件費の方が上回っているのではないかということでありますが、以前からこのような状1両』況であゞたわ卜であぃまTが、ただ町民税については昭和師年度から昭和釦年度までの平均でみると、約一四○○万円程伸びており、町財政がいくらか豊かになりつつあると私は存ずる次第です。税制の拡大の問廻から見ると、この程産が限度ではないかと思います。経常経費の削減の問題については、年々増大の傾向にはありますが、できる限り節減をして、予算編成をいたしました。行政改革については本町においても、昭和弱年に行政機槻改革協議会を設鎧し昭和記年度〜昭和釦年度にかけ、機鱗改革等を実施いたしました。さらに、昭和帥年9月に行政改革推進本部を殻識し現在、蝿北町行政改革大綱を作成しつつあります。今後、これらの大綱に韮づいて行政改革懇談会を設謹し、諮問等をいただき械討してまいりたい。副津度における町長の所信を伺いたい。十五番譲員農業の振興ですが、町長がいわれるように、農業はきびしい苦しい立場にあるわけで、この辺でも農産物の産地の移鋤化等により、山芋等、極端に何年となく安い値で取引きされているなど、農業所得は、かなり減っているのが現状のようです。農協との懇談会においても、産地化を真剣に考えてきているようですが、今後とも、農協普及所等と十分話し合い、鮭業者の進むべき方向を農業政策の一つとして進めていただきたい。次に、林業についてであるが、治山治水として大切な林業であるが、松くい虫で丸ぽうずになり、荒れた山でこのままの状態で放置されれば、垂い年月には地形も変わり、人間の住む環境破壊にもつながってしまうので、ある程庇、林業行政にも金をかけるべきではないか。商エ業については、都市計画翌くきな司盈、》Iなるのではないか。この都市計画によって常北町が、今後どのように人口の瑠加が図られるか、それは、都市計画にかかっていると思われます。用途地域の指定等によって、工場・商店・人間の住む場所が決まり、そして環境躍術されることによって人が堀加して行く。そのためには、先行投賓をして人口地加につながる環境をつくるべきではないか。思い切った投資をしない限り人は集まらないと思われるが、そういう面、将来のためにどのように考えているのか、お尋ねをしたい。今教育についてですが、今日騒がれている「いじめ」の問題、なぜそうなってきたのか、真剣に考えなくてはならない問題でありますが、今後の教育にとって大率なことは、子供達を育てる環境をつくることは、非常に大率かと存じますが、教育長は今後どのように進めて行くのか伺いたい。また、万博において、エー目三塁の震一か’一一・ミープトと交流され、海外と接触をもつことは、非常に良いことであるが、せっかくのいいきっかけができたのですから、外国から先生を呼んで、生の言葉で外国語を数えていく教育も必要と思われるがどうか。福祉に関してですが、児童福祉の問題で、前にも保育所の件で獄問したことがありますが、保育所の児童数が、ここ七〜八年みていると、一六○人〜一七○人の希望者が最海だと思います。現在三つの保苛所で児童のうばい合いが出ている始末で、これからは児童数が少なくなってくるのですから、逆にあいてくる教室を使いながら、児童館としての利用も、↓」れから考えていいのではないか。ただ単に児童描置費として椛助金を出すのでなく、学校から家に帰って、親のいない家庭に対し、そういう場所で勉強きせるなり、そのような方向に保育所を先駆けて9

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